最低時給が存在しない世界3 〜 時給200円未満の日本社会

社会

2021/7/4

最低時給が存在しない世界2 〜 時給200円未満の日本社会
障害者にとっての仕事とは、金銭が目的でないことは明らかだ。社会参加だとして、本人が望んでいるのか?

お金

・最低時給(約1000円/h@東京)がある。
・障害者の工賃(約200円未満/h@東京)がある。
・刑務所の中の受刑者の刑務作業(25円/h@平均)は、障害者より低い。
・受刑者は出所すると、最低時給(約1000円/h@東京)が保証される。
人間が、仕事によって生み出す経済的価値の社会的評価が、お金という数字である。

その数字の多少は、社会の仕組みの中で、決められている。だから、例え、同じ仕事でも、刑務所の中と外では、得られるお金の数字は異なる。

仕事で、同じ経済的価値を生み出しても、お金という数字は、社会が決める。

経済的価値の社会的評価

現代では、人工知能が、経済的価値を持ちはじめた。Amazonのオススメ商品を決めている人工知能には、どれほどの価値があるのかは計り知れない。数億円どころではない、数十億円、数百億円かもしれない。そういった意味においては、超富裕層以外の人間は、既に、人工知能以下の経済的価値しか持たない。

【経済的価値の社会的評価】

  1. ラリーペイジ、スティーブ・ジョブス、ジェフベゾス、マークザッカーバーグ、ビルゲイツなどの超富裕層
  2. 人工知能
  3. 健常者
  4. 障害者
  5. 受刑者

多くの人は、経済的価値の社会的評価では、人工知能に劣っている社会だ。

  1. 経済的価値の社会的評価だけで、評価してしまうと、人間の価値を正しく認識できない。
  2. 社会的評価以外から、人間を評価する必要がある。
  3. 社会的評価は、数字で表現できるから、比較できる。
    社会的評価以外の評価基準は、何があるだろうか?
最低時給が存在しない世界4 〜 時給200円未満の日本社会
お金の多少かもしれない、子どもの数かもしれない、教育や医療という職業かもしれない、フォロワーという新しい価値観かもしれない。

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