最低時給が存在しない世界6 〜 時給200円未満の日本社会

社会

2021/7/4

最低時給が存在しない世界5 〜 時給200円未満の日本社会
人は存在するだけで価値がある。言葉としては、理解できる。しかし、「そうだ!そうだ!」と素直に納得できるだろうか?

全体まとめ

人とは何か?

最低時給が適用されない人たちがいる。障害者だ。最低時給とは、人が仕事をする上での最低限の保証のはずである。

障害者は、社会の枠組みで捉えられない存在として、定義されている。

そして、1日800円で仕事をしている。

それって変だよね?
仕事って何だろうね?

仕事は経済的価値を生み出すことだけではなく、仕事を通して、「社会に参加すること自体に価値があるよね」という価値観である。

だから、障害者の1日800円の仕事が成立する。経済的価値ではなく、社会の一員であることを価値とする。

でも、価値観って、人それぞれだよね?

障害者の意思はあるの?

社会の一員であることを拒否する権利はない。
障害者は、自由を主張できない社会である。

経済的価値以外の価値ってなんだろう?
子どもの数?職業?SNSの数?
いろいろあるけど、価値観は、人それぞれだから、自分の価値観を見出していくしかない。

そもそも、人は、存在するだけで価値がある。産まれた瞬間に、確立される価値である。親は、子どもの誕生と同時に、子どもに存在価値を見つける。

人には、いろんな価値観があるし、それを認められる社会がいい。

そして、湯浅は、「人は存在価値がある」という価値観の方がいい。

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