【本要約】池上さん教えて!世の中のお金のこと

お金

【本要約】池上さん教えて!世の中のお金のこと

2021/10/20

税金

何かの緊急事態が起こったときに、1人で全部やるのは難しく、家族で助け合うといっても限界がある。

・火事の時に火を消す人  … 消防
・泥棒を捕まえる人 … 警察

近くに住む地域の人がまとまって、「みんなで協力して安全を守っていこう」と考えた。安全対策には消防・警察で働く人の給与が必要になる。そのため、みんなで安全対策のために払うお金が税金である。

みんなで払ったお金の使い道を考える専門家が政治家である。みんなで払ったお金の使い道を決めるので、みんなで投票をして、代表者として選ばれたのが政治家である。

間接税
・消費税
・所得税 ( 会社員 )
・住民税 ( 会社員 )
・酒税
・タバコ税
直接税
・法人税
・所得税 ( 会社員以外 )
・住民税 ( 会社員以外 )

貨幣

預金と借金
・預金の利息は、お金を使うのを先延ばしにした我慢料
・借金の利子は、お金を先に使うためのレンタル料
貨幣と紙幣
・貨幣は、政府 ( 財務省 ) が発行している硬貨
・紙幣は、日本銀行が発行している日本銀行券

法律での制限

  • 貨幣 ( 500円・100円・50円・10円・5円・1円の硬貨 ) は額面価格の20倍までに限り、法定通貨として通用する。
  • 紙幣 ( 1000円札・5000円札・10000札の日本銀行券 )は法定通貨として、何枚でも無制限に通用する。

お金の歴史

  1. 通貨の発行は支配者の特権であるから、政府が硬貨を発行してきた。
  2. 硬貨は貴重な金属でできているが、金属のため重く使い辛いので、銀行券が登場した。
  3. 銀行に行けば、銀行券と硬貨を交換できるので、銀行券が硬貨と同じ価値を持つようになる。
  4. それぞれの銀行が銀行券を発行すると、銀行が潰れたときに、紙切れになってしまうので、すべての銀行を統括する日本銀行が登場して、安全な日本銀行券を発行した。

政府という支配者が変わっても、日本銀行は別管理になっているので、日本銀行券は安全であるという名目になっている。

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