お金が全てじゃないが、全てにお金が必要だ
2020/11/1
プライド
プライドの高い人は、自意識過剰である。世間の目は、すべて自意識過剰の産物である。そんなに誰もあなたを見ていない。あなたに興味がない。自分以外に興味がない。人は、自分の人生を懸命に生きていくために、他人のことなんか構っていられないメカニズムが備わっている。
プライドは、育っていくものだから、低く保つように、意識しなければならない。
プライドが、解決してくれるものなどなく、人を苛立たせるだけだ。
プライドがないと、平気でリスクを取れる、失敗が怖くない、失敗しても平気である。
プライドが高い人は、他人にお願いするという作業ができない。ビジネスに必要なお金やモノがないなら、「助けてください」と頭を下げて、融資をお願いする。
サラリーマン
雇われてる労働者は、サラリーマンは、自分の頭で物事を判断する能力が奪われやすい。
サラリーマンは、会社で働かなければ、自力でお金を稼いで生活していく能力がない人達である。
サラリーマンは、毎月得られる賃金と引き換えに、人生という時間を切り売りしている。
サラリーマンは、自分と他人を比べる、他人と同じように生きる。でも、他人より評価されなくてはならないという矛盾に洗脳されている。
その原因は義務教育にあるから、自分の価値観を根本から疑う必要がある。
義務教育
真面目じゃなくていい
- 他人に迷惑をかけてはいけない
- 借りたものは返さなければならない
- 責任逃れはいけない
という教育が、真面目な人のマインドを作り、詐欺ビジネスに騙されている。
真面目すぎると、思考のブレーキが効かなくなることがある。真面目な人は、悪い意味で、信じたことを疑おうとしなくなる。人は信じてることを、信じ続けたい生き物だから、相手が詐欺師でも、一旦信じたら、どこまでも信じてしまう。
真面目すぎる人は、自分で自分の生き方の枠組みを決めてしまう。その枠組みからはみでないことで、誰にも迷惑かけたくない、苦しめたくないと考えている。
真面目なのはいいが、真面目にやっていれば、いいことがあるわけではない。だから、不真面目な選択肢を取って、自らの枠組みを壊すことも、重要である。
協調性なんていらない
「周りと同じようにしなければならない」という協調性が大事だと教育されている。子どもは自分と他人とを見比べて、個性を押しこめる能力が、身に付いてしまう。教育に必要なのは、協調性ではなく、いろんなチャレンジをしたり、自分で判断しておもしろいことをやったりすることである。
それは、つまり、世界に一人でも打って出て、お金を稼ぎ、生きていく力を身につけさせることだ。それには、自分の好きなことをやっていく覚悟が必要である。
常識を疑え
世の中の常識に対して、疑いを持ってはいけないと教育される。
疑いを持つと、何か悪い報いを受けるという考え方を持つように育つ。それは、疑いを持たずに信じ続けていれば、不安から逃れられるからだろう。しかし、真実かどうか疑わしいことを真実だと思ってしまうことは、大きな問題だ。
生き方
今、この瞬間に存在していない時間軸に意識がとらわれない、過去や未来も考えるだけ無駄である、今を生きることに集中する。
今を自由に生きるということは、本当に大事なもののために、他のことを遠慮なく捨てることだ。人は、他人のために生きているのではない、人は、常に自分のやりたいことのために生きるべきだ。
思考を他人に預けるような人生はやめて、自分の頭で考えられる人になる。自分自身の意識を変えなければ、自力で問題を解決できなきような状況は、何度もやってくる。意識が変われば、どんな問題でも、自分で解決できるようになる。
間違っていたとしても、自ら行動する。リスクを取って、外の世界へ、自分の意思で飛び出す。行動した者だけが、最後に何かを勝ち取る権利を得る。
才能も資質も、それを持っているかどうかなんて、やってみた後にわかるものだ。やる前から諦めるのは、間違いである。なんでもとにかく、やってみることが大事だ。
普段からのルーティンを少し変えるだけで、思考は活性化される。新しいことにチャレンジする意欲も湧いてくるだろう。変化を日常に入れ込むだけで、だいぶ変わってくる。日本社会では、基本的に変化することは褒められない。同じことをパターン通りに毎日コツコツと、文句を言わずに繰り返すことが美徳される。
この世で最も悪いことの一つは、現状維持である。社会の仕組みも、世の中の考え方も、関わる人間関係も、全ては変わり続ける。共に変化しない人は生き残れないだろう。
進化心理学の観点からも、現状維持を選んだ種は環境の変化に適応できず、生存競争から、脱落している。諸行無常が、この世のたった一つの真理なのだ。
親しい仲間も、時間と共に変わるから、自分も変わっていかなければならない。かつては、強く繋がった親しい仲間も、時間が経てば去っていく。いつまでも仲間と一緒にいられるという考え方は、幻想に過ぎない。
記憶
人は思い込みの連続によって記憶を定着させている。
例えば、恋愛感情も脳の思い込みに過ぎない感情とは、すべて、思い込みである。その感情が、脳の中でループする事で、一定期間持続される。ループに飽きたり、別の感情が立ち入ってきたりすると、その感情は消える。そこで、恋愛も終わる。
そういった思い込みの無数の連続が、人の膨大な記憶を形作っている。自分は自分であるという連続した思い込みの積み重ねによって、自己の認識が、可能となっている。つまり、人間は、思い込みで整合された世界で生きている。
裏切りというのは、感情の問題である。相手を信頼していて、相手の信頼は確かだと考えてみても、やはり、ただの思い込みである。
ウシジマにとって、仲間を作る基準は、利用できるかどうかの一点だけである。裏切られる覚悟はできていて、それまでは、徹底的に利用し尽くす。
人はいつか裏切る、状況が変われば離れていくと考える方が自然だ。裏切るという可能性を含みつつ、役に立つかどうかを優先的に考え、仲間を作れば失敗は少ない。人は常に変わっていく、裏切るという行為は、人はいつも同じ状態にはないということの証明だ。
この世のたった一つの真理は、諸行無常である。
ビジネス
それがビジネスの本質であり、お金を稼ぐ意味となる。
楽をしようと考えてはいけない。楽して稼げるビジネスはつまらない。稼ぎのいい事業は、苦労も手間もかかるが、おもしろい。苦労を引き受ける覚悟があれば、自ずとビジネスは、いい方向に進んでいく。
ビジネスにおいて、リスク管理は、重要である。リスクを0にすることはできないけど、リスクが起きる可能性を、最小限に抑える工夫はできる。
世の中の成功者は、人知れず勉強や工夫をしているのと同じぐらい、リスクヘッジに神経を尖らせている。だから、取るべきリスクと、取ってはいけないリスクの見極めができる。身に降りかかりそうなリスクの回避と、リスクの向こう側にあるチャンスを取りに行く勇気がある。
ビジネスは、成功と失敗が背中合わせなので、失敗を恐れても仕方ない。
お金
仕事や人生の悩みは、突き詰めると、お金への執着が、根本であることがほとんどである。
お金がないとダメという巨大な洗脳の中で生きている。
「お金が全てじゃないが、全てにお金が必要だ」
お金に支配されない人生になるためには、お金の意識を変えなけれならない。
人はお金がなくなると、入ってくる情報の質が悪くなり、思考能力が、落ちる。情報は入ってくるものではない、取りに行くものだ。情報弱者だから、お金の本質がわからない。
お金とは価値と交換できる引換券であるから、お金自体に価値はない。お金とは信用を数値化したツールである。紙幣は日本国の信用が付与された紙である。しかし、世間の人達は、紙幣がお金だと勘違いして、財布の中の紙幣を増やしたがる。
お札教が、世界で最も影響力のある宗教かもしれない。お札教の信者たちは、マインドコントロールにかかったかのように、お金、お金と唱え続けている。お札を信じて幸せならば、仕方ない。
お金は「価値がある」「保証されている」と世間の誰もが言うから、信用しているに過ぎない実体のない概念である。
信用
人生で頼れるのは、お金でも、仲間との絆でもない。自分に信用をつけることである。好き嫌いをはっきりさせる人は、みんな信用されている。みんなに気に入られようとすると、結果的に誰からも好かれないし、信用もされない。家族でも、仲間でも、不愉快なものは切り捨てる。
信用できる人は、自分から信じてくださいとは言わない。見返りを期待しないで、与えることが、信用を作る。信用とは、一旦信用されると勝手に広がっていく。
ビジネスでも、得られる報酬以上の価値を相手に返すようにする事で、信用が生まれる。与えて、与えられて、価値の相乗効果ができることが、理想の人間関係である。人から与えられることを期待してる人は、与えられることだけに意識が向いていて、本質を捉えられない。
コメント