【本要約】お金の格言1000
2021/8/12
湯浅的名言ベスト
- 本当に大切な自由はただ一つ「経済的な自由」がそうだ。
- 財産の最初の使い道は、それで暇と自由を買い取ることだ。
- 所有している金銭は自由への手段であるが、追い求める金銭は隷属への手段である。
- 金だけが人生ではないが、金のない人生も、また人生とは言えない。
十分な金がなければ、人生の可能性の半分は閉め出されてしまう。 - 1万円持とうが、1億円持とうが、本来の自己(私という人間の本質)は、少しも変わらない。変わるのは銀行の扱い。
つまり、自分の外側である。変わる外側に目を向けている限り、本当の命の安らぎはない。 - 金を稼ごうと思ったら、金を使わなければならない。
- 金銭の奴隷になるのはもうやめた、金銭を奴隷に使ってやろう。
- 金で信用を作ろうと思うな。信用で金を作ろうと考えよ。
- 欲しいとおもうモノを買うな、必要なモノだけ買え。
- 世界の七不思議が何かはわからないが、八番目の不思議は複利だね。
ジョンレノン
ビートルズは、欲しいだけの金を儲け、好きなだけの名声を得て、何もないことを知った。
ドストエフスキー
金銭は、あらゆる不平等を平等にする。
金銭が何より醜悪で憎らしいのは、それが人間に才能さえも与えてくれるからである。
金こそは、取るに足らぬ人物を第一級の地位に導いてくれる唯一の道具である。
人間として最大の美徳は、上手に金をかき集めることである。つまり、どんなことがあっても「他人の厄介になるな」ということだ。
愛か?お金か?
資産のある人々は、世の中で最も大切なモノは愛だと考える。貧乏人は、それが金であることを知っている。
金と女性は世の中で最強である、女性のためにしたことは何もならない。金と同じである。
もし、女が存在しなかったら、世の中のすべての金は意味は持たないだろう。
できるだけ早く結婚することは女のビジネスであり、できるだけ結婚しないでいることは男のビジネスである。
ビジネス
「ビジネスとは何か?」それは、暴力を振るったに訴えることなく、他人のポケットから金を引き出す技術である。
利益は価値ではない。それは、財産関係の変更に過ぎない。即ち、一者の利益は他者の損失である。
経営
億万長者になるのに特殊な才能はいらない。最善を尽くすことができるもの、1番楽しめるモノを探せばいいのだ。
事業は金がなければできないが、正しい確固たる信念で裏付けられた事業には、必ず金は自然と集まってくる。
安いか高いかなんて心配しなくていい。良質かどうかだけを考えばいい。もし、それが十分によいものなら、人々はその見返りを、きちんと払ってくれる。
どんな企業でも、お金を必要とするときが危険なのではなく、成功して楽に資金が調達できるようになったときこそ、危険なのだ。
よいアイデアが生まれるのは、儲からなくて何とかしようと苦しんでいるときである。
お金を出しすぎると知恵が出にくくなる。
人
お前の身に利益を得たいと思ったら、まずお前の主君が利益を得るようにすることだ。お前の家を富ませたいと思ったら、まず、お前の国を富ませることだ。
事業をするには、まず、人に与えることが必要である。それは、必ず大きな利益をもたらすからである。
人間は、最も多くの人間を喜ばせた者が、最も多く栄える。
限りない資本を活用する資格とは何であるか?それは信用である。
経営の鉄則は優秀な頭脳を集めることである。
仕事は金儲けにあらず、人間を作ること、経営の原点は「人間尊重」である。世の中の中心は人間である、金や物じゃない。
金が自由になれば人間を駆使できるのだし、おまけに、人間を駆使できれば、また、金が入ってくるのだ。
人の労力は買うとができるが、人の心は買うことができない。
報酬
ビジネス世界の報酬はすべて2種類の通貨で支払われる。2種類の通貨とは「現金」と「経験」だ。報酬はまず、経験で受け取る、現金は後で付いてくる。
仕事をやり報酬を求めよ、ただしこの順序は守ること。
報酬以上の仕事をしない者は、仕事並みの報酬しか得られない。
お金の性質
ひとたび金の問題になると、誰も彼も同じ宗派になる。
人生は海、金は船頭である。船頭がいなければ、上手く世渡りできない。
金は自由に動くモノだ。人間よりも先に動くこともよくある。しかも、魅力ある所、安全に使ってもらえる所へと動いていくのだ。
金は、必ず積もった山の方に動く
富には羽根がある。ときどきひとりでに飛び去っていくし、もっと多く持ってくるように飛び立たせる。
時は金なり、信用は金なり、金は子どもを産み増え続ける。
富は海の水に似ている。それを飲めば飲むほど、喉が渇いてくる。
財産の多きも害にはならず
銭さえあれば、何事もなる事ぞかし。
金は好きではないけど、心を落ち着かせてくれる。
金がモノを言う時には、心理が黙る。
金銭は良い召使いだが、悪い主人である。
金はろくでなしに正当性を与える。
金で占拠できないほどの堅固な要塞はない。
金銭は何人たるを問わず、その所有者に権力を与える。
富という名のもとに、実際に人が欲するモノは、本質的には他人を支配する力である。
金は悪魔の言葉であり、これによって世のすべてのものが創られる。
お金があって好きなものを買えるのはいいことだ。でもときには、お金で買えないモノを失くしていないかどうか確かめたいものだ。
お金と幸福
人々が皆幸せで、金も十分にあった時代など、かつてあっただろうか?
人間よりは金の方がはるかに頼りになる。頼りにならんのは人の心である。
「金は不幸を招く」とよく言われるが、それは他人の金のことを言うのだろう。
金があるんだ。誰が幸福になりたいなんて思うもんか。
「お金がすべてじゃない」
「持っている人はそう言う」
若いときの自分は、金こそ人生で最も大切なものだと思っていた。今は歳をとってみると、その通りだと知った。
人生は短く金は少ない。
「金が幸せにしてくれる」と思っているやつほど、金を稼いでいない。
お金は例えいくらあったとしても、多すぎるということはない。もちろん、お金で幸せが買えないことは、誰もが、知っている。でも、それを「自分自身で確かめたい」というのが、正直なところである。
お金は手段であり、目的ではない。お金は幸福と平和と愛を実現するために必要な道具である。
お金は悪でも呪いでもない。それは、人を祝福するモノである。
金銭は、人間の抽象的な幸福である。だから、具体的に幸福を享楽する能力のなくなった人は、その心を全部、金銭にかける。
心が求めるものは、金で買えない。
お金は食べ物は与えるが、食欲は与えない。
薬は与えるが、健康は与えない。
知人は与えるが、友人は与えない。
召使いは与えるが、忠誠は与えない。
喜びの日々は与えるが、平安や幸福は与えない。
お金と成功
ご馳走は笑いのためにもてなされ、ワインは陽気にさせる、しかし、金はあらゆることに応えてくれる。
お金はそれ自体では人間の欲望を満たすことはなく、欲望を満たすようなモノを買う力しかない。
金で買えるどの商品よりも、金は刺激的である。
お金や成功が人を変えるんじゃない。それは、もともと、そこに何があったかを単に拡大して見せてくれるだけ。
人間はありとあらゆる病苦に襲われるが、中でも成金という病気に取り憑かれたら最後、必ず身内の者まで蔑むようになる。
金持ちがどんなにその富を自慢しているとしても、彼がその富をどんな風に使うかが判るまで、彼を褒めてはいけない。
「金が人生で何をなし得るか?」「金が人生で何をなし得ないか?」この2つの問題を正しく解く人は、金の真の正当な価値を知る人である。
富が欲求を生み出すことは疑いもなく真実である。しかし、欲求が富を生み出すことは、さらにもっと重要な真理である。
富への道は自分が富を望むのであれば、市場へ行く道と同じくらい簡単なモノだ。
金を失うのは小さく、名誉を失うのは大きい、しかし、勇気を失うことは全てを失う。
賢者は財宝を蓄えない。人に与えれば与えるほど彼の財宝は豊かになる。
金儲けのうまい人は、無一文になっても自分自身という財産を持っている。
貧者と富者
貧乏には、楽しいことがたくさんあるに違いない。でなければ、こんなにたくさんの人々が貧乏であるわけがない。
貧者は昨日のために今日働き、富者は明日のために今日働く。
身を持って財を起こすのは貧者の道である。財を持って身を起すのは富者の道である。
富は無知と結びついて、はじめて人間の品位を落とす。
金銭欲は、小物を見分けるために非常に役立つが、大物を見分けるためには、大して役に立たない。
言葉は賢人にとっては取り引き材料だが、愚者にとっての取り引き材料は金銭である。
財産の多い者は、莫大な損をしやすい。だから、金持ちより貧乏人の方が、失う心配もなくてよいことがわかる。
貯蓄
私は、自分の金についての知識を多少わざと、不明瞭に、不正確にしておく。ある一定の度合いまで、私はそれについて疑わしさを挟むことができるのが満足なのだ。
節約はかなりの収入なり。
小さな出費に気を付けろ。小さな穴は船をも沈める。
人生には4つの貯蓄がある。
①知識の貯蓄
②友人の貯蓄
③健康の貯蓄
この3つの残高が大きくなると
④お金の貯蓄
は自然とできる。
東洋思想
本来人の生るる時、一物も持参するに非ず。又死する時も、持ち往く者に非ず。裸にて来たり、裸にて帰る者なり。
私たちの財産、それは私たちの頭の中にある。
人間が貧乏から逃れには、2つの方法がある。ひとつは、自分の富を増やす、もうひとつは、わずかなモノで満足するように自分を慣らすことだ。
持っているモノで満足できるのが豊かということだ。「もっとお金が欲しい」とおもっている限り、豊かにはならない。
金を持たずに済ますことにも、金を儲けるのと同じくらいの苦労と価値がある。
最も安価な快楽を持つ人が、最も富める人である。
現に持っていないモノについてクヨクヨせずに、むしろ、持っているモノで心楽しく過ごす人は、思慮ある人である。
神に代わって人間を支配する3つの力である「金」「名誉」「享楽」との関係を断ったときに、人ははじめて自分を自由に感じることができる。
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