【本要約】まんがでわかるDカーネギー「人を動かす」「道は開ける」

【本要約】まんがでわかるDカーネギー「人を動かす」「道は開ける」

2021/8/27

人を動かす

認める

他人の粗探しは、何の役にも立たない。相手は、すぐ、守りを固めて、何とか自分を正当化しようとするだろう。プライドを傷つけられた相手は、結局、反抗心を起こすことになり、危険である。

人を非難する代わりに、相手を理解するように努めなさい。
そうすれば人を許せるようになる。
人は誰でも「自分を認めて欲しい」と思っている。

人から認められて、自分を満足させる方法は、人それぞれ違っている。その方法を聞けば、その人となりがわかる。その人の性格がわかる。

人を動かす唯一の方法は、その人を満足させるモノを問題にし、それを手に入れる方法を教えてやることだ。

これを忘れては、人を動かすことは、おぼつかない。

そもそも、人間には、自分の行動を正当化する性質がある。どんなに客観的に不利な証拠があっても「自分が悪い」と思いたがらない。刑務所の受刑者ですら「自分が悪人だ」と思っていない。

名前

人は他人の名前に興味はなく、自分の名前に関心がある、自分の名前を覚えていて、呼んでくれることで、人は喜ぶ。

相手の名前を忘れるのは、自分の存在を忘れられてしまうこと。

自分が相手に関心を持たないと、相手は自分に関心を持ってくれない。人と話すときは、その人のことを話題にする。魚釣りで自分の好物を餌にする人はいない、魚の好物を付ける。

人は「自分を重要な存在として扱ってもらえた」と実感するとき、1番満足感を得る。

人に好かれたいなら、相手を大切におもう気持ちを行動に示す。

人の最大の関心事は、常に自分である。

コミュニケーション

議論は、相手を論破した方は気分がいいが、論破された方はプライドを傷つけられ、怒るだけだ。論破しても、相手の意見は変わらない。議論を避けることで、敵を減らし、味方を増やすことができる。相手の間違いや無知は指摘しない。

コミュニケーションの目的は、相手から自分に有利な行動を引き出すこと。

人と話すときに、意見の違う部分をはじめに取り上げてはならない。まず、意見が一致している部分からはじめ、それを絶えず強調しながら、話を進める。互いに同一の目的に向かっていることを相手に理解させるようにする。違いは、「ただその立場と方法だけだ」と強調する。

「自分に誤りがある」とわかれば、相手の言うことを先に自分で言ってしまう。そうすれば相手は何も言うことがなくなり、寛大になってこちらの誤りを許す。

相手をやっつけずに、自分の意図を通すのが最良の手である。

議論になったら、まず聞き役にまわり、相手の意見を尊重する。自分の間違いを指摘されたらあ、素直に認める。

人は、聞かされるよりも話すことが大好きである。だから、話す時間が長いと気持ちがオープンになる。話すことで頭が整理され、相手に一理あることや自分の誤りに気付く効果もある。その結果、自主的に行動を変えてくれる。たくさん話させて、気持ちが変わるのを待つことが、コツだ。

議論を避けて、相手を認め、相手に話させる。

私が知っていることは一つだけだ、自分が何も知らないということだ。
ソクラテス
人にモノを教えることはできない。自ら気付く手助けができるだけだ。
ガリレオガリレイ

主体性

相手のミスは指摘しない。
  1. 「自分のミスかもしれない」と、相手に質問する。
  2. 相手が自分のミスを認識したら、自然とあらためる。
  3. 相手がミスに気づいたら「自分もよくやる」と共感する。
相手の顔を立てる。

指示するのではなく、暗示を与える、自主的にやるように仕向ける。そうすると、相手は自分の過ちを直しやすくなる。嫌々やらせるのか、自発的にやらせるのかは、自分の出方次第である。

子どもに片付けをさせたければ、子どもが「片付けが得意」ということを前提として、話しかけることで、自分で自然と片付けるようになるだろう。

相手に行動を起こさせたければ、相手がその行動が得意であることを前提として話しを進めていくことで、自然と行動を起こすようになる。

本来、人は意外と抵抗なしに自分の考えを変えることができる生き物だ。押し付けや批判が、意地を張って抵抗するキッカケである。

人を変えるには、相手を褒め、相手の自己重要感を満たすことである。

褒め言葉は、歯科医師の麻酔と同じ効果がある。その後の痛み ( 指摘 ) を甘受できる。ただ、「しかし」のような逆説は使わずに「そして」と言う順説を使う。

部下には指示ではなく、質問にして、答えさせる。人は自分で考えて言ったことには、自主性と責任を持つ。言うのではなく、言わせることがコツだ。

【人を動かすコツ】
① 相手に誠実に接して、自分が守れない約束はしない。
② 自分の利益のことより、相手が求めている利益を考えて話す。
③ 相手への共感を心がけ、相手が本当に望むことは何かを考えて話す。
④ 相手の自己重要感を高め、自発的に行動を起こすための質問をする。
⑤ 自分の依頼が、相手自身の利益になることを理解させるように話す。

道は開ける

悩むことは時間の無駄である。
悩むのではなく考える。考えて書き出す。
問題点は何か?
問題の原因は何か?
どんな解決策があるのか?

1日のはじまりに、やりたいこと、やるべきことのリストを書き出す。
1日を計画を考える時間と行動する時間に分ける。

誰でも、何かをはじめるときは、いつもはじめてだった。
でも、行動するしかなかった。行動しないとはじまらない。

前に進むしかないのに、どうしても踏み出せないときの考え方のコツは、最悪をイメージして、最悪を書き出しておく。そして、ほとんど、最悪にはならない。

事実に基づいて慎重に決断したならば、行動に移れ、考え直したりするな。ためらったり、危ぶんだり、後戻りしてはならない。ひとたび疑い出したら、また別の疑いが生じてくる。もはや肩越しに後ろを振り返ってはならない。行動を先送りしてはならない。行動しないと悩みが生じる。その悩みは過去や未来のことで、今の自分にはどうしようもできない。だから、悩みとなる。
自分で何かを変えられるのは「今」と言う現在だけである。

周囲の条件だけで、人の幸福や不幸が決まるわけじゃない。人の感情というのは、周囲の状況に対する反応の仕方である。

過去の失敗やミスした事実は変えられない。できることは、そこから学んで工夫することと、忘れることだ。

「自分の命である時間を割いてまで、悩むことか?」と自問すれば、大抵の場合の答えは「No」になる。悩みが多い人は、悩みやすい思考回路を持っている。仕事や趣味に没頭して悩む暇をなくす。人は一度に一つのことしか感じたり考えたりできない。

人は、ないモノには気付きやすい。それは見えるからだ。
しかし、あるモノには気付かない、あるモノは見えないからだ。あるモノは感じるしかない。

いつも、美味しいご飯がある。夜、快適に眠れる。家族がいる、友達がいる。

人はできないことの方が多い。最初からできる人なんていない。どんなことも最初はできないのが当たり前だ。だから、自分にできることを考える、自分にできることを数える。

人は「感謝」を忘れやすい生き物である。

「感謝」とは、教育により後天的に育む気持ちである。自分が「感謝」を相手に送る喜びに価値をおく。

批判とは形を変えた褒め言葉だ。批判する人は相手の存在や活動が気になって仕方なくて、悪く言うことで優越感を得たいだけだ。

相手が批判するのは、自分の価値を認めているからだ。
【仕事習慣】
① 今、取り組む仕事以外は、視界の外に片付ける。
「やるべきことが終わっていない」というプレッシャーは疲労の原因になる。
②重要な物事から処理していくこと。
大物を先送りせず、終えてスッキリするモノ=重要なモノから片付けていく。
③ 決断を先延ばしにしないこと。今、決める。
あとで決めようと、タスクを頭の中に溜めておくことがストレスになる。
④ 人に任せること。
何でも自分でやろうとせず、人に手伝ってもらえる仕組みを作る。

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