知識とは何か?〜人生という映画

知識

知識とは何か?

2021/10/5

知識の宝庫

知識が得たい
知的欲求を満たしたい
アレコレを知りたい
わかるようになりたい

図書館へ行く。

知識とは何か?

青い色を見て、青だと思う。

青い色には、薄い青も濃い青もあるという、色には、濃淡があるということを知る。

青い色は、見る方向によって、赤く見えたり黄色に見えたりするという、視点による見え方の変化を知る。

青い色は、他の人が見たら、白に見えるということを知る。

青い色が、青く見えているのは、自分だけだと知る。

青い色の青は、感覚でしかないことを知る。

青い色の、反対は、だいだいであることを知る。

青い色に、赤を混ぜると、紫になることを知る。

青い色は、青いと思うのは、青いと教えられたからだと知る。

青い色は、赤、黄、白、黒、緑、たくさんの色があるから青い色だと知る。
すべてが青い色だと青い色を認識できないことを知る。

青い色の中に、藍色という世界があることを知る。

青い色は、時間の経過とともに、青ではなくなることを知る。

青い色は、頭の上にあることを知る。

青い色は、そもそも存在しないことを知る。

知識は知らないことを、知覚するためにある。
  1. 世界は、わからないことだらけであることを知る。
  2. わからないことだらけであることを悲観するのではない。
  3. わからないことだらけであることを楽観する。

世界がすべてわかったらつまらない。世界のすべての仕組みがわかったら、明日がどうなるのかがわかる。1週間後も、1か月後も、1年後も、10年後も、未来が全部わかったら、つまらない。

病気になる日がわかったら、死ぬ日がわかったら、毎日をジメジメと生きることになる。

わからないことは、楽しいことだ。
未来が、わからないから楽しい。
人生が、どうなるかわからないから楽しい。

人生という映画

世界のことが全部わかって、自分の未来の成功や失敗がわかっていたら、それは、同じ映画を2回観ているに過ぎない。

ストーリーが全部わかった映画は、おもしろい?
ストーリーがわからない映画は、おもしろい、ワクワクする。

そして、その映画の主人公は自分だ、そのストーリーをつくるのは、自分だ。

私たちの人生は、自分が主役で、自分が脚本家で、自分が監督である映画を、この実世界を通して、作っているに過ぎない。
  • 脚本家を、社会の常識や規則にしてしまってないか?
  • 監督を、会社にしてしまって、監督の言う通りに芝居しているだけの存在になってないか?

脚本家も監督も選ぶのは自分だ。そして、それは、自分でもいいのだ。

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