君たちに明日はない

「悪魔とのおしゃべり」からの思考

【本要約】悪魔とのおしゃべり〜スピンオフ
自分の外側の世界というモノはない。自分の外側の世界があるのなら、世界に対する意見の違いなんて、ひとつもないはずだ。みんなが同じモノを見ているのだから、絶対に違う意見が出るわけがない。

2021/9/7

隣の席のおばあちゃん ( 推定90歳前後 ) が朝から、旺盛な食欲で、ハンバーガーとポテトとドリンク大を摂っている。朝からは、ドリンクだけか、軽食の人が多い中で、一際、大きな存在感を放つ。

時代が違う人である、昔は、食べ物が豊富にあった訳ではない。「お腹が減っていることが日常だった」から、「食べれる時に食べる」という性質になったのだろう。

おばあちゃんの席の上に、小説がある。

「君たちに明日はない」

中々、強烈なタイトルの本である。

  • 中身は、何が書いてあるのだろうか?
  • おばあちゃんは、明日がない小説を読みながら、何を思うのだろうか?
  • いつ死ぬかわからない世界で、明日をどう考えるかとか書いてあるのだろうか?

気になって調べて見た。

垣根涼介の「君たちに明日はない」であった。

読んだことある。こんな、今っぽいと言っても、現在41歳の俺が、10年前くらいに垣根涼介にハマっていたのだから、30歳くらいのビジネスマンに刺さるような本かなと。

何でハイカラな小説を読んでいるんだおばあちゃんって思った。

題名だけで判断してたけど、全然、違った。
目の前に広がるこんな小さなことだけど、自分が予想した世界と、真反対の結果だった。

老齢の人が読む死が近い本かと思ったら、若手の現役ビジネスマンが好みそうな本だった。

人は、「世界はこんな風にできている」と勝手に思っている。

でも、実際は、そんなことはないのだ。

人は、毎日、勘違いをしながら生きている。正しさを履き違え、間違いを正しいと言い、矛盾した行動をとりながら生きている。でも、それが人間だ、AIじゃないんだ、正しくなんて生きられない。そんな不安定で、不確実で、複雑で、曖昧な生き物が人間なのだ。

誘惑に駆られ、朝食を摂ってしまった朝に

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