食料的飢餓ではなく、美味しい食事という飢餓

食料的飢餓ではなく、美味しい食事という飢餓

2021/2/19

食料廃棄

日本では、年間2,550万トンの食品廃棄物等が出されています。 このうち、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は612万トン。 これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧援助量(平成30年で年間約390万トン)の1.6倍に相当します。

出典
【消費者庁】食品ロスについて知る学ぶ

日本では、たくさんの食料が廃棄されている。でも、2550万トンとか、612万トンという風な表現をされても、いまいちピンとこない。だから、世界で飢餓で苦しんでいる人を例えに出す。
世界でこんなに飢餓で苦しんでいる人がいるのに、日本ではそれ以上の食料を廃棄している。という価値観もセットとなった情報である。

ほとんどの日本人にとって、世界で飢餓で苦しんでいる人に会うことはないし、飢餓で苦しんでいる人に関心を持つこともない。

そして、自分の身の回りで、例えば、家庭での食料廃棄を抑えたとしても、それが問題解決にはならない。

スーパーやコンビニにある弁当や、お店出てくる料理の廃棄も含まれるからだ。そして、人が利便性を求める限り、そういった廃棄はなくならないだろう。

食料廃棄しない世界線

日本に帰って来てから、もうすぐ一年になる。その間に、食料を廃棄した記憶はない。

お店で食事することは稀であるが、例えば、居酒屋で、どうしても食べられない時で、それが、お店的にも、料理的にも、持ち帰り可能であれば、持ち帰る。

自炊した料理なんて、どうやれば、再利用できて、リメイクできるかを考えて、ブログまで、作るくらいだ。

これは、食料廃棄をしていない俺スゴイとかではない。本当にそんな小さなことはどうでもいい。

世界一周とは、食料的飢餓ではなく、美味しい食事という飢餓である。そんな世界に1年も身を置いておいたら、こんなにも美味しい日本食を廃棄するなんて、考えられない。そういった思考の変化である。ブログを作って、「リメイクできない料理なんてないな」と思ったし、それでもどうしても余ったら、冷凍して、カレーの具材にすればいい。これで100%食料廃棄0になる。

俺は、将来は、海外に移住すると決めている。

だから、日々、料理をしながら、どうすれば、この料理は海外で作れるだろうかと自問している。調味料は、日本から持っていくなり、現地で似たモノを何とか調達するとして、多くの日本食の食材は、現地調達が難しい。それは、世界中のスーパーを、見て回って、世界中で食事したからわかることだ。

おでんなんかだと、卵と大根くらいしか現地調達できないだろう。ちくわ、さつま揚げや、はんぺん、ちくわぶといった練り物はもちろん、こんにゃくや、白滝、厚揚げ、餅巾着、、。そう考えながら自炊して、料理を食べていると、「おでんって美味しいな、おでんって貴重なんだよな」とおもう。将来、海外に移住するから、「おでんが食べたい時に食べられないようになるんだよな」とおもう。そうすると、食料を廃棄することなんて考えられない。

・美味しい食事ができなかった過去
・日本食を好きな時に食べられない未来

その狭間にある、今、現在
今だけが、自由に日本食を、食べられる世界
それが、食事における極み
日本食がもたらす至上の幸福感

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