2021/5/29
レンタルビデオ店で、何となく手に取った作品である。
興味を持ったので、詳細を調べずに、借りた。
途中で、確かに、違和感はあった。
物語の展開が、緩やかだし、なんだかフワッとしている。
その違和感で、見るのをやめることが、上手にできない。
違和感は大事なのだ。
自分の直感は、だいたい合ってる。
借りるのまでは、不確定性があっていい。
当たり外れがある方が、おもしろい。
ただ、外れた時に、その外れを受容して、見るのをやめることが大切なのだ。
- それは、軽い自己否定である。
- それは、これから、おもしろくなるかもという期待を捨てる。
違和感という直感だけで、自己否定と期待の放棄をする。
作品は、最後まで、フワッとしたまま終わった。
日本社会へのアンチテーゼなのは、わかる。社会的な問題を投げかけたいのも、わかる。言いたいことは、わかるし、それを観た人に感じて、考えて欲しいのも、わかる。
新しい発見ではなく、「そうだよねー日本」って、「そうだよねー」っていう、「俺の中の当たり前のことだから、何?」となっているのかもしれないが。
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