【本要約】人はカネで9割動く

【本要約】人はカネで9割動く

2021/8/17

お金の価値

お金で人は動かせる。
→ お金の使い方ひとつで人は動く

潤沢にないお金で人を動かすためには、お金の価値を高める。
手持ちの1万円を、2万円・5万円・10万円の価値に高め、それで人を動かす。

お金を絶対値の価格で考えるのは、お金の価値を知らない人だ。
1万円を1万円の価値しかないモノと頭から思いこんでいる。

同じ1万円であっても、使い方によって、10万円にもなれば、1000円以下の価値にもなってしまう。これを生き金、死に金という。

お金の使い方

お金は命の次に大切なモノだ。だから、お金の使い方には性格が現れる。大金を投じるときは誰でも慎重になる。躊躇する。値切る。ケチって当然だから、誰も悪く言わないだが、小銭は違う。こだわりすぎると守銭奴とおもわれる。人格を疑われる。

ビジネス

お金の生かし方を知らない人間は、「入り」を急いで「出る」を渋る。

即ち、入金はできるだけ早く、支払いはできるだけ遅らせようとする。だから、足元を見られる。遅れてもらう金は喜びが少なく死に金になってしまう。

お金の生かし方を知っている人間は、相手の意表をついて先に支払う。だから、感謝される。

金に執着しない人間に対しては誰も猜疑心は抱かない。コレが信用につながって「あの人なら仕事がしたい」とだれもが寄ってくる。即ち、生き金になる。

金の価値は、使う人間の演出によって何倍もの価値を生めば、死に金にもなる。

ビジネスにおいて、第三者の協力を要請する場合、報酬は決して折半にしてはならない。分配が公平であるからこそ、双方に不満が生まれ、人間関係にヒビが入り、死に金になってしまう。

協力を要請するならば、報酬に傾斜を付けることである。人を使うポイントは、誰が主役かを常に明確にしておくことだ。それによって、少額が生き金になり、大きな成果を生む。

人間は金持ちにすり寄っていくという普遍の真理がある。人が集まってくれば、それだけビジネスチャンスが広がる。

値切れば得をすると考えるが、違うのだ、値切れば損をするのだ。値切れば人はやる気を失う。値切らなければ、追加の仕事を頼んでもしようがないで済む。

ニンジン

他人を意のままに動かそうとするなら、鼻先にニンジンをぶら下げればいい。

ニンジンが、金銭・自己満足・使命の達成感・社会への還元・その他、いづれかは、人によって異なるが、ニンジンを欲するからこそ人間は行動に移す。

ニンジンは絶対額ではない。期待との相対額なのだ。

「1杯呑んでくれよ」と渡した金が1万円なら、ケチとなる。
「お茶でも飲んでくれよ」と渡した金が1万円なら、太っ腹となる。
大枚を投じても、期待を下回れば死に金になり、少額でも期待を上回れば生き金になる。

タイミング

タイミングを逸した祝儀は、気の抜けた炭酸のようなモノで感激が薄れる。早めに差し伸べた援助は感謝が薄い。

お祝いは誰よりも早く、援助は誰よりも遅くである。

お金をやれば感謝されると思うのは、単なる自惚れであり、いつ、いかにして渡すかによって、感謝度は、天と地の差が出る。感謝の薄い金は死に金だ。

投資

投資は「安く買って、高く売る」が基本だ。物品だけでなく、人間も同じで、今が盛りの人間は高い。少ない投資で大きな見返りを期待するなら、コレからの人間に限る、若者に限る。

チップはいつ渡せばいいか?

お金を生かすということから言えば、サービス終了後ではない、サービス終了後のチップは死に金で、ドブに捨てたと同じである。チップはお礼ではなく投資である。チップはサービスの前に渡す。

借金

お金を貸したら好かれなければならない。恩に着てもらわなければならない。貸した金は相手に感謝されてはじめて生き金になる。借用書を持ってきたら、目の前で破るがいい。「あなたを信用している」と言って。

おごり

人に奢るときは、最小予算で最大効果でなければならない。

「奢って貰って今夜は楽しかった」と心から感謝するのは、金額の多寡ではない。「貴重な時間とお金を使って自分を歓待してくれた」という気遣いに感謝するのだ。奢りの真髄は、1万円を使って3万円分の感謝をされることだ。そのためには、主役にならず、脇役になりすぎず、相手との関係は4対6が極意である。

初対面同士が集まる席では抜けがけして奢る。奢るときには、誰にも気付かれないようにする。いつのまにか払っていた、不意をつくから生き金になる。人間関係はいったん上下が付いてしまえば、容易にはひっくり返らない、呑み代を生き金にする。

部下を呑みに誘うときに死に金にしない方法は「帰りに軽く一杯行こうか?」の後に「このところ頑張っているね、慰労したいんだ」という風に、奢るときは、必ず「奢る理由」を告げることで生き金になる。

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