時代の変容

湯浅

時代の変容

2021/11/19

私たちは「仕事をするために生きている」わけではない。「娯楽をするために生きている」とは言い過ぎかもしれないが、人生において、娯楽はなくてはならないものだ。

娯楽とは、遊び、趣味ということだ。

  • 自分が好きでやっていること
  • 自分が関心があること
  • 自分が楽しいこと
旅行
キャンプ
スポーツ
遊園地
テレビ
ゲーム
インスタ
YouTube
読書
料理
デート
結婚
子ども

娯楽には2種類ある。

  1. 非生産的娯楽
    何かを生み出すきっかけにならない、ただその行為自体を楽しむ。
    旅行、キャンプ、スポーツ、遊園地、テレビ、ゲームする、インスタ閲覧、YouTube閲覧
  2. 生産的娯楽
    何かを生み出すきっかけになる、または、実際に何かを生み出す。
    ゲーム作る、インスタ投稿、YouTube投稿、読書、料理、デート、結婚、子ども

生産的娯楽は、思考が必要だ。頭を働かせないといけない。だから、考えなくていい気軽な非生産的娯楽に時間を使う人が多い。

娯楽なのだから、自分の好きに時間を使っていい。

旅行でも、旅日記を発信したり、インスタを投稿したり、YouTubeを投稿したりすれば、非生産的娯楽でなくなる。旅行を、現地に行くことだけを目的とせず、そこに、何かしらのアウトプットを、自分を表現することで、生産的娯楽に転じる。

これからの未来は、これからの人々は、非生産的娯楽へとシフトしていくんだろう。マスとしての生産的娯楽に興じる人が大多数であるけれど、その中から、少しずつ変化していく。キャズムを超えた新しい世代の人々が、非生産的娯楽へと自然と移行していく。

それは、所有に価値を見なさず、必要なモノはシェアとし、体験に価値を置き、体験をシェアする。

家や車に価値を見出さず、服もモノもメルカリというシェアシステム、つまり、一時的な保有 = ” 必要なときに買い不要になったら売って手放す ” という価値への変容である。また、友人と、何かをする、どこかへ行く、それを文章で、写真で、映像で、シェアすることに価値をおく。

あまりにも早い時代の変化が、旧世代の価値観を置いてきぼりにしているのか、それとも、旧世代の自分が時代の流れについていけていないのかは、ハッキリしない。ただ、価値観の変容は肌で感じているし、これからも、その価値観は目まぐるしく変化してくことも、理解している。

その波に迎合するのか、達観したように見守るのか、それはわからないけど、少なくとも否定しない自分ではありたいなとは思う。

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