【本エッセンス】武器になる哲学

【本エッセンス】武器になる哲学

2021/9/9

哲学

なぜ哲学を学ぶのか?

①変化の激しい時代に、今、目の前で何が起こっているのかを把握するための教養
②自分たちが無意識に行動・判断している暗黙の前提に対して批判・考察するための教養
③常識を疑うことから課題が設定されてイノベーションが起きるので、世間の常識の中から疑うべき

常識を選別するための教養

我思う、ゆえに我あり
→常識を疑う

無知の知
→自分は知らないのだという認識が学びのきっかけ
知っていることを知らない状態 = 無意識で体が動く状態こそ最高の知
・体が勝手に動いてしまう状態なので、他人にうまく説明できない。
・自分が論理的に考えて取得した技能ではないので、説明できない。
・自分が、自然にできることなので、他人ができないことが理解できない。

①わかり合えない他者こそが、新しい気付きや学びを与えてくれる。
②わかるということは、変わるということ。
③未知のことをわかるためには、わからないものに触れる必要がある。
④わからない人との出会いは、自分が変わることへのきっかけとなる。
人の学びはわかったと思ったときに停滞する。
わかることによって自分は変わったかを考える。

幻想

言葉の概念は、言語によって異なる。言語によって言葉の指し示す範囲が異なる。
だから、人は自由に思考しているつもりでも、言葉という概念の制約を受けている。

・人の自由意志は幻想である。
・人の行動は、過去の行動結果に依存する。
・人は個人の意思ではなく、権威に従って行動する。
・人は脳だけでなく、身体でモノを考えている。
・現実世界のありとあらゆるものは偶像である。

悪事は思考停止した凡人によって為される。悪とはシステムを無批判に受け入れることである。

人は自分の価値観で世界を認識していることに無関心である。

差別や格差は同質性が高いからこそ生まれる。身分制度があった時代は区別によって格差が曖昧にされていた。現代では自分の努力によって、誰もが上位層に所属できるようになった。身分制度という区別がなくなったことで、格差が明確になった。「その格差を生み出しているのは、自分だ」ということが明確になった。自己防衛できない下位層のストレスが行き場を失くし、インターネットがその代替えとなった。

ルサンチマン(ひがみ)によって、人の認識能力・判断能力を正常に発揮できない。

人は場所によって自分のペルソナを変えることで、人格のバランスを保っている。

人は自分の行動を合理化するために、思考を変化させる。意思が行動を決めている考えているが、実際は逆だ。行動に合致するように意思が遡求して形成される。
①環境の変化が行動を引き起こす。
②行動を合理化するために、意識や感情を適応させる。

資本主義

  • 報酬というアメが創造力の低下を招く。既におもしろいと思って取り組んでいる活動の内発的動機付けを低下させる。
  • 新しいことに挑戦することは、不確実なことなので、バランスを取るために、確実な安心安全が必要になる。
  • 人がリスクを冒して創造力を発揮するためには、内発的動機付け=自分がやりたいからやる
  • 人が能力を最大限発揮し充足感を覚えるのは、フロー状態のときである。
①神の見えざる手において、価格が調整されることで、市場全体として取引が最大化する。
②「何が正解かわからないから、成り行きに決めてもらおう」というのは思考の放棄かもしれない。
③しかし、「すべての正解を主体的に導くことができる」というのは、知的傲慢である。
④労働は、人間とって創造的な活動であるはずだったのに、資本主義社会の賃金労働性によって歪められている。
⑤労働者は、資本主義社会によって、資本家の会社の歯車となった。
⑥人間は自分たちが作り出した資本主義市場というシステムを制御できずに翻弄されている。

欲求の消費量は「私はあなたたちと違う」といった差異を示す記号の交換である。
マーケティングにおける市場創造・拡大は「差異の総計の最大化」である。

社会とは、人間同士で、希少なモノを奪い合う戦闘状態のことだ。
戦闘状態の社会の統治は「巨大権力の支配か?」「個人の自由の尊重か?」である。

  • リーダーは道徳よりも合理で決断し、行動しなければならない。
  • リーダーは孤独で責任を伴うが、それが権力の本質である。

内発的動機で、この人に付いていこうと思わせるのが、カリスマ性である。

他人の行動を変えさせるには、理解より納得であり、納得より共感である。人は感情で動く。

直感でヤバいと思ったらさっさと逃げる。

【本要約】武器になる哲学1 〜 哲学 = 教養
難しいのは、新しい考え方・動き方を始めることではなく、古い考え方・動き方を批判的に捉えて、これを終わらせることだ。

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