【本要約】武器になる哲学1 〜 哲学 = 教養

【本要約】武器になる哲学

2021/7/20

哲学を学ぶ

【リーダーに教養が求められる理由】

  • 無教養な専門家こそ、人類の文明にとっての最大の脅威である。
  • 専門家は、専門的能力があるからといって無教養であったり、無知であってはいけない。

【哲学を学ぶ理由】

  1. 状況を正確に洞察する
  2. 批判思考のツボを学ぶ
  3. アジェンダを定める
  4. 二度と悲劇を起こさない

状況を正確に洞察する

哲学を学ぶことで「今、目の前で何が起きているのか」を洞察するためのヒントを手に入れることができる。

批判思考のツボを学ぶ

哲学は、世の中の常識に対する ” 批判的考察 ” の歴史である。

【哲学者の問い】

  • 世の中はどのように成り立っているのか?
    という「what?」の問い
  • 世の中で私たちはどのように生きるべきなのか?
    という「how?」の問い
  1. ほとんどの哲学者が向き合った問いが、全てこの2つに収斂する。
  2. この2つの問いに、多くの哲学者の論考が存在する。
  3. この2つの問いに対する決定打と言える回答が、未だ示されていない。
哲学は、提案 → 批判 → 再提案 という流れの歴史である。

ビジネスでは、変化する現実に対して、現在の考え方や取り組みを批判的に見直して、自分たちを変化させていく。かつては、うまくいっていた仕組みを、現実の変化に適応させる。

変化には必ず否定が伴う。

これまでの考え方・動き方を否定したうえで、新しい考え方、動き方を取り入れていく。

難しいのは、新しい考え方・動き方を始めることではなく、古い考え方・動き方を批判的に捉えて、これを終わらせることだ。

自分たちが、無意識に、行動・判断している暗黙の前提 ” に対して、意識的に、批判・考察してみる。

アジェンダを定める

アジェンダ = 課題を定める。

すべてのイノベーションは、社会が抱えている大きな課題解決によって実現される。だから、課題設定のないところからイノベーションは生まれない。

社会からイノベーターと呼ばれる人は、「イノベーションを起こそう」と考えていない。具体的な解決したい課題があって、行動している。

イノベーションの停滞は「解決したい課題がない」ということである。つまり、課題設定能力が重要である。

どうすれば課題設定能力を高めることができるのか?

鍵は教養 ” である。目の前から課題を汲み取るためには、常識を疑うことから始める。

イノベーションは「これまでの常識が常識でなくなる」ということである。だから、常識を疑うことで、イノベーションは生み出される。

ただし、闇雲に常識を疑うのではなく、疑う常識を選別する選球眼 ” を持つことである。

スルーする常識と、疑うべき常識の選別に必要なのが、教養である。

二度と悲劇を起こさない

悲劇の歴史を知り、同じよう過ちを繰り返さないように、教訓を学ぶ。

私たちの目的が「楽しく自分らしい人生を送って幸福になること」であるとすると、哲学は、人間が「よりよい生を生きる」ための手引きだったはずだ。

学びの種類には、プロセスとアウトプットがある。現代科学の発展によって、古代哲学者のアウトプットからは学ぶことはないが、プロセスからは学ぶことがある。

【本要約】武器になる哲学2 〜 思考
「無知の知」とは、知らないということを知っている。「自分は知らないのだ」という認識が、学びのきっかけであるからだ。

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