【本要約】武器になる哲学6 〜 組織

組織に関するキーコンセプト

2021/7/20

【本要約】武器になる哲学5 〜 経済
資本市場は、人間が作り出したモノだが、これを制御できる人間はいない。制御できないどころか、どのような動きをするのか予測することもできず、人間が振り回されている。

リーダー

マキャベリズム

ニッコロ・マキャベリ

よりよい統治のためなら、不道徳な行為も許される。

「不道徳たれ」ではなく、「冷酷な合理者であれ」
道徳と合理がぶつかるときには、「合理を優先せよ」

リーダーは、組織の長期的な繁栄と幸福に、責任を持たなければならない。そして、道徳よりも合理で決断し、行動しなければならない。

リーダーは、孤独で責任を伴うが、それが、権力の本質である。

カリスマ

マックスヴェーバー

カリスマ
非日常的な天与の資質

【支配を正当化する3つの要素】

  • カリスマ性
  • 合法性 [ 平 → 主任 → 課長 → 部長 → 役員 → 取締役 → 社長 ]
  • 歴史的正当性 [ 血縁による統治:王位継承、創業者一族 ]

【非支配者の動向】

  1. カリスマ性のあるリーダーに注目
  2. リーダーの向かうべき方向性を理解
  3. リーダーのために一生懸命に行動

【カリスマ性のある支配者が、リーダーを務める組織】

組織の原動力となり、組織を方向付けていくのは、報酬や罰則などのルールではなく、非支配者の内発的動機「リーダーについていこう」という気持ちである。

ロゴス・エトス・パトス

アリストテレス

他人の行動を変えさせるためには、「説得より納得、納得より共感」が求められる。

他人の行動を変えさせるために必要な3要素

ロゴス … 論理
パトス … 道徳
エトス … 情熱

組織論

独裁による秩序

トマスホッブズ

人間の能力に大きな差はない。
人間が欲しがるモノは希少で有限である。
社会とは、人間同士で希少なモノを奪い合う戦闘状態のことだ。
  • ルールを決める。
  • ルールを破った時の罰を設ける。

社会の構成員の自由安全を保障する方法は、個人個人の自由安全を剥奪できる権威を置き、権威で社会を統制させる。社会の構成員は「権威がルールを守らない個人を取り締まる」という契約に合意する。安全な社会を作るためには国家という権威が必要である。一方で、社会の構成員は、契約の合意によって、自由を喪失する。

  • 巨大権力に支配された秩序ある社会
  • 自由だが無秩序な社会

どちらの方が社会の構成員にとって喜ばしいのか?

戦闘状態の社会の統治は、巨大権力の支配か、個人の自由意思の尊重か?

パノプティコン

ミシェルフーコー

監視されているという心理的圧力が、刑務所だけでなく社会一般に広がりつつある。その心理的圧力が、人間の個性・自由な思想や行動を制限している。その心理的圧力に屈しない「強い個人」を集団から排除している。

国家は、正当な暴力行使に支えられた「法律」によって秩序立てられる。近代国家は「法律」という外部の制度によって国民を支配するだけでなく、訓練によって形成した個人の内部の「道徳や倫理」によって支配している。

私たちは、自律的に行動を起こしているように錯覚しているが、実際には、学校で訓練されたように行動している。

それが新しい支配の形態である。

ミシェル・フーコー監獄の誕生
ディシプリンとは、身体を管理することにより、従順な個人(機械)を作り出す技術である。規律・訓練によって、個人の身体を管理することで自動的に精神を支配しようとする。権力者の新しい統治の方法である。

組織再編

クルト・レヴィン

変革は「慣れ親しんだ過去を終わらせる」ことで、はじまる。
①解凍
今までの思考・行動様式を変えることを自覚し、変化のための準備を整える。

なぜ今までのやり方がダメなのか?
新しいやり方に変えることで何が変わるのか?

変革は「納得するレベル」ではなく「共感するレベル」までコミュニケーションが必要となる。

②混乱
以前のモノの見方・考え方・プロセスが不要になることで、混乱・苦しみが引き起こされる。

やっぱり以前のやり方がよかったという声が続出する。
変化を主導する側からの十分な実務面・精神面でのサポートが鍵となる。

再凍結
新しいモノの見方・考え方が浸透し、新しいシステムに適応することで、快適に感じて恒常性の感覚が戻ってくる。

根付きつつある新しいモノの見方・考え方が、「実際に効果を上げる」という実感を持たせる。

このプロセスが、解凍からはじまっている点に注意する。解凍は「終わらせる」ということだ。私たちは新しいことをはじめるとき、それを、はじまりの問題として捉える。しかし、新しいことをはじめるとき、最初にやるべきなのは、むしろ、「今までのやり方を忘れる」ということだ。

人生の転機は、何かをはじめる時ではなく、何かを終える時である。

何かを終えることで、はじめて何かがはじまる。

【本要約】武器になる哲学7 〜 イノベーション
「未来はどうなるか?」ではなく「未来をどうしたいか?」である。「未来というのは、予測するモノではなく、ビジョンとしておもい描くモノだ」という考え方である。

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