【本要約】武器になる哲学8 〜 自由

自由に関するキーコンセプト

2021/7/20

【本要約】武器になる哲学7 〜 イノベーション
「未来はどうなるか?」ではなく「未来をどうしたいか?」である。「未来というのは、予測するモノではなく、ビジョンとしておもい描くモノだ」という考え方である。

アンガージュマン

ジャン・ポール・サルトル

アンガージュマン
その現実を自分ごととして、いいものしようとする主体的な態度

実存主義「how?」の問い
私はどのように生きるべきか?

自分の人生に主体的に関わる。

  • 自分自身の行動である。
    自由主義社会では、自分の行動を主体的に選択する権利が与えられている。
自由とは、自分自身で選択肢を作り出し、決定することだ。
  • 人間は「自分の能力」や「時間という人生そのもの」を使って、ある目的を実現しようとしている。
    自分に起きることは、すべてその目的の一部として引き受けなければならない。
人の一生のうちに偶発事件は存在しない。

例えば、戦争である。戦争を「人生の外側からやってきた事件のように考える」ことは、間違っている。その戦争は「私の戦争」にしなくてはいけない。反戦運動に身を投じても、兵役拒否して逃走しても、自殺して戦争に抗議してもいい。何もせずに、この戦争を「受け入れた」のなら、それは、自分の選択である。

人間は「外側の現実」と「自分」を別々のモノとして捉えてしまう。

外側の現実は、自分たち人類の行動によって、「そのような現実」になっているわけである。外側の現実は「自分の一部」であり、自分は「外側の現実の一部」で、両者は切り離すことはできない。

自由からの逃走

エーリッヒ・フロム

現代に生きる私たちは、無条件に「自由をよいものだ」と考えている。
本当に自由は良いものなのか?
自由からの逃走
自由であることには、辛苦な孤独と重圧な責任を伴う。孤独と責任に耐えつつ、自由を求め続けることで、私たちにとって望ましい社会が生まれるはずだ。しかし、自由がその代償として必然的に生み出す、孤独感と責任感に疲れ果て、自由を投げ出す。

下層中産階級の人々が、自由から逃走して新しい依存と従属を求める。
→ 権威主義への回帰

【人間の理想】
自分の成長・幸福を実現するために、自分自身でモノを学んだり、考えたり、動いたりする。自分自身であることについて勇気と強さを持ち、自我を徹底的に肯定する。

自我の強度と、教養によって、自由の方向性は異なる。

  • 自我が弱く、教養がない
    → 自由の追求を諦めて、不自由な社会へ回帰する。
  • 自我が強く、教養がある
    → 自由が突きつけてくる孤独と責任を受け止める。自分らしい生き方を貫く精神力と必要な知識を持ち、自由へと邁進する。

「自由になれば、本当により幸福で豊かな生活を送るコトができるようになるのか?」という問いの答えは、自由への信念を持っているかどうかである。

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