自分を可視化する
2021/5/19
『革命』MOROHA
この曲を知り、この曲を聴くようになった。
なぜ、この曲が刺さったのか?
それは、売れないミュージシャンの心の叫びが刺さったからだ。売れないことにもがき苦しんでいる様が、自分と重なったからだ。
ブログ
「文章が書くのが得意だ」と気付いた。
「ブログでお金を稼ぎたい」と思って、ブログをはじめた。
ブログでお金を稼ぐためには、商品を売らなければならない。でも、商品を売る文章は書けなかった。
- 自分の言葉を、売りたくなかった。
- 自分の言葉は、自分だけのものだ、値付けされたくない。
- 自分の言葉は、商品を売るためものではない。
- 自分の言葉は、自分を表現するものだ。
エンジニア
自分のことをエンジニアだとおもっていた。
システムを作ったり、データ分析したりするエンジニアだとおもってた。
それは、お金を稼ぐための職業でしかなかった。
そこから、お金を取り払ったら、何になる?
クリエイター
- 料理を作るのが好きだ。
- 文章を書くのが好きだ。
- 何かを自分の手で生み出すことが好きだ。
それに名前を付ける。
『クリエイター』だ。
何かをクリエイトすることが好きな人は、クリエイターだ。
湯浅は、クリエイターだった。
売れないクリエイターだったのだ。
売れないミュージシャン、売れない俳優、売れない職業は、無価値か?
お金の意味では、無価値だ。
お金が中心の世界では、売れないことは、意味をなさない。お金が中心の世界だから、「売れないと意味がない」とおもってしまう。
クリエイターは
- 売れるモノを作るのか?
- 自分の作りたいモノを作るのか?
その狭間でいつも悩まされる。
湯浅というクリエイターは、自分の作りたいモノを作る。
「どのメディアでクリエイトすれば、社会に受け入れられるのか?」を探すしかない。
社会と職業
自分が、「売れないクリエイター」という認識までは、腹落ちできる。
売れないクリエイターを職業というのは、腹落ちしない。お金を稼げないと、職業とは言えないし、職業と言いたくない。
それは、社会が、職業と認めていないからだ。結局は、人は社会性の生き物であるから、社会と折り合いを付けて生きていかなければならない。
昔は、YouTubeは遊びだと思われていた、職業ではなかった。でも、YouTubeが稼げるとわかるとYouTuberという名前が付けられ、職業となった。お金を稼げると、社会は評価し、職業を与えてくれる。
湯浅は、無職のクリエイターだ。この言葉が自分に1番しっくりくる。
コメント