【映画】7人の侍by黒澤明
2021/1/11
名映画という名映画に、きちんと触れてこなかった。
「君に友だちはいらない」で紹介されていて、興味を持って、見てみた。
さすが、名映画、おもしろかった。
ただ、腑に落ちないのだ。
おもしろかったし、3時間20分一気見したのに、腑に落ちないのは、言語化できないからだ。
何がおもしろいのかなんて、評価されるためにある、大衆ウケするためにある、くらいの感じの映画しか湯浅は見てこなかったのか?
自分に起きる事象や、自分が見た映画や本や世界の全てを言語化してきた。たくさんの文章を、書いてきた。
でも、何がおもしろいのか、全然、言語化できないのだ。そんなことある?
言語化できない世界なんて、見たことがなかったから、衝撃である。
言語化できないってことは、『自分が何をおもしろいと思ったか理解できない』ということである。
??意味がわからない??
自分がおもしろいと感じて、『それはなぜ?』って考えても即答できない映画、それを名映画というのかもしれないけど、言語化できないというおもしろいさは、新しい感覚である。
世界の黒澤明は、圧倒的に偉大だった。
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