お土産〜非日常がもたらす、財布の紐の緩め方

お土産〜非日常がもたらす、財布の紐の緩め方

2021/3/21

旅行という非日常では、財布の紐が緩む。普段は発泡酒を呑んでいたとしても、ビールを呑む。安い焼酎の水割りではなく、ウィスキーのソーダ割りを呑む。

いつもより、少しだけ贅沢をする。それは、旅行がもたらす効果である。

旅行が、もたらす効果は、スーパーで売っていたら、絶対、買わないような値段の干物を買うということである。

『せっかくだから』である。

せっかく旅行に来たんだから、高い値段で干物を買う。

買っているの干物という見える形のモノは、お土産である。

スーパーという日常の干物と、旅行という非日常の干物は、意味が違うのだ。

  • スーパーの干物は、食事の一部である。
  • 旅行の干物は、お土産であり、旅行の思い出の一部である。

だから、形が全く同じ干物でも、値段が倍でも売れる。

いや、むしろ、高い方が、思い出の価値が上がるような気すらする。

旅行から帰って、その干物を食べるときは、あの時は楽しかったと思い出しながら、食べる。その記憶を辿るトリガーがお土産である。

同じような土産物屋が、何軒もあって、それが、潰れずに、成り立っているのは、そういう理由なんだろう。

お土産は、楽しかった旅行の記憶であるから、財布の紐が緩むどころか、ダルダルになる。

スマホでほとんどの娯楽が満たされてしまう時代に、人が求めるのは、そこに行くことでしかできない体験である。

その体験をなぞる様なモノ、それは、お土産である。的確に、お土産を設計することが、これからの時代のお金の稼ぎ方であろう。

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