【本要約】ミライの授業

仕事

【本要約】ミライの授業

2020/11/11

瀧本哲史という偉人が、14歳の君たちに、贈る言葉
自分の娘が14歳になった時に、この本を渡したい。会えない娘に渡したい、たった一冊の本である。

21世紀になって起きた最も大きな変化は、世界が一つになったことだ。多くの仕事が、誰がやっても同じになってきた、安い人が選ばれるようになってきた、Aiが選ばれるようになってきた。

だけど、未来は作ることができる。

未来を作る人が、新しい道の先頭を歩み、時代を少しだけ前に進める人がいた。自分にしかできないことで、古い世界を一新させてきた。みんなと違った道に進み、全く新しい旗を掲げて、誰も知らない明日へと踏み出す人になろう。

学校の意義

ハリーポッターと同じように、学校で学んでいるものの正体、それは魔法である。魔法の力で未来を変えるために、学校に通い、勉強をしている。

飛行機や、車は、人間の魔法によって実現した。一昔前から考えたら、スマホは、まさに、魔法である。21世紀は、魔法の国である。学校では、魔法の基礎を学んでいる。どんな大発見や大発明も、全て学校で学ぶ知識をベースとなっている。世界を説明するための新しい言葉が学問である。常識を疑うことから、全てははじまる。

知は力

フランシスベーコンは、『知は力』だと言った。そして、知という力が、自分の未来を変える。

ベーコンは、観察と実験の大切さを説いた。データ(観察と実験)を重視する、事実を踏まえて理論や結論を導き出す考え方(帰納法)にたどり着いた。

世界を正しく眺めるための4つの思い込み

  1. 人間の思い込み種族のイドラ
    人間は、身体的な特徴、あるいは脳の仕組みによって、何かを知る上で制約を受けている。
  2. 個人の思い込み洞窟のイドラ
    人はそれぞれ自分だけの人格を持った人間である。世界は広く、時代は変化している。人それぞれにたくさんの考え方があることを知る必要がある。
  3. 言葉の思い込み市場のイドラ
    人から聞いたことを信じてしまうことがある。たくさんの人が集まる場所で、伝聞したことを信じて行動する。
  4. 権威の思い込み劇場のイドラ
    偉い人、有名な人、先生などの権威がある人のことを、盲信してはいけない。誰が言っているかではない、何を言っているかで判断しなければならない。

未来の作り方

本気で未来を作ろうと思うなら、過去を知る必要がある。

未来を作る5つの法則

  1. 世界を変える旅は、「違和感」からはじまる
  2. 冒険には「地図」が必要だ
  3. 一行の「ルール」が世界を変える
  4. すべての冒険には「影の主役」がいる
  5. 未来は「逆風」の向こう側にある
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
by ドイツ初代首相ビスマルク

世界を変える旅は、「違和感」からはじまる

子どもは、大人の常識に染まりきっていないから、大人には見えないものが見えている。常識をから外れた違和感をスルーせず、自分の中で大切に育てる、その違和感が、未来につながる冒険の扉である。

知は力なり、本当の知は、疑うことからはじまる。常識は、嘘であふれている。変革者たちは、自分の中の違和感を掘り下げ、常識を疑い、嘘を見破ることから、冒険をはじめた。人を疑うのでなく、人が語るコトについて疑う。盲信することなく、自分の頭で考える癖をつける。

今に時代に必要なのは、課題解決能力ではなく、課題発見力である。全く新しい課題に取り組むとき、考えても、考えても答えが見つからないとき、そんな時には、目の前にある事実を拾っていく。事実を積み重ねた先に答えは見えてくる。権威や常識を疑い、事実をベースとしてモノゴトを考える。

キリスト教の聖書の中には、「神が大地の土台をいつまでも動かないように置いた」という記述がある。ローマ教皇庁とカトリック教会が、地動説を認めたのは、1992年である。

冒険には「地図」が必要だ

地図は、おおよその全体像や、おおよその行き先がわかればよい。

地図とは、仮説である。

冒険とは、「自分だけの仮説を証明するする旅」である。

仮説は、誰も手を付けていない空白地帯に旗を立てること。そして、その仮説は時代や状況の変化に応じて柔軟に修正していく。それが世の中を変える人の鉄則である。

一行の「ルール」が世界を変える

自分が理想とする社会を、具体的に思い描き、形にして残す。自分が絶対に守りたいルールは何か?そのルールを形にするには、どんな手段があるのか?

すべての冒険には「影の主役」がいる

一人で冒険はできない、それぞれの個性を持った仲間を見つけなくてはならない。そのためには、まず、自分の個性を知らなければならない。過去の変革者たちの背後には、影の主役という仲間たちの存在があった。

他の人がやっているからという理由で何かを決めてはならない。何をするかは自分で決める。そして、自分の決断についてきてくれるよう周りの人間を説得する。自分一人でできることと、自分一人ではできないことを明確に切り離して考える。自分を客観視して、自分にできないことは、人に頼る。

偉大な発見をしても、それを世間に伝える能力がなければ、成功とはならない。伝わってこそ、成功である。

未来は「逆風」の向こう側にある

世界をひっくり返すような新説は、世代交代によって、受け入れられる。パラダイムシフトによって、ある時代に共有された常識が移り変わる。古い世代の人たちに世界を変える力はない。いつも新人が世界を変えるのだ。

基本原則を守るために、行動規範であるルールを変える。自分だけの、賛成する人がほとんどいない大切な真実を守る。

最後に

関心や興味を持っていることと、仕事は別である。

一度しかない自分の人生を、どう生きるか?

世界を変える旅は自分を変えることからはじまるのだ。

「あとがき」を読んで、カフェで涙がこぼれ落ちそうになった。家に帰ってもう一度読んで、また、涙が浮かんできた。ここには、あとがきについては、触れていないが、是非、本書を手に取って読んで頂きたい。

瀧本哲史著)ミライの授業

コメント

タイトルとURLをコピーしました