田中角栄まとめ
2021/11/12
人間力
- 1番勉強し1番働く
- 権力や金銭への欲求という人間の本質を操縦
- 叩き上げという性質からくる民衆との親近感
- 磁場のようなカリスマ性
思考
好きなもの必要なものはやる。
嫌いなもの必要でないものはやらないに尽きる。
「 かくあるべき 」に捉われない。
「 こうある、これをどうするか 」である。
非教養主義 = 経験主義で、自分の体験則に従って行動する。
具体的な発想で、具体的に行動する。
ex.教養思考 = 抽象思考
法律は人間が生活の便宜のために使いこなすモノである、縛られてばかりが能じゃない。発想の転換で、法律を読み返すことで、逆に法律を武器にする。
① インフラに時代を見た
② 時代を見据えた建設業
③ 時代を読んだ鉄道
政治
大ボラと思えるほどの大夢をブチ上げる
世間にテーマを与え、支持と理解を得ながら、取り組んでいく、節度が大切だ。
- 根本の仕事は、選挙であり、選挙とは情報戦である。
- 本線の仕事は、立法で圧倒的な結果を出す。
野党の時こそ、人材確保と育成に力を注ぐ。
権威に屈せず、自分の正義を貫く。
仲違いの権力者の両方との良好な関係を持つ人間性
派閥を善悪の判断ではなく、存在として認めて、事実として受け入れる。
天下取り
偉くなるには大将の懐に入ることだ。
天下を極めるための行動哲学を、身に付け、若いときから目的意識的に実践して来た。
天下を取るには相性より将来への実利で動く。
目先の権威に、屈しない安易に掴まない。天下取りの道程にあるか否かが判断基準である。
対人
何事にも事前の仕掛け、根回しが必要である。
何のこだわりもなく、目下の者の批判を受け入れるのは、大器の証明である。
互いの心のモノサシが違えばどうしても衝突する。衝突を避けようとすれば、相手のモノサシに合わせなければならない。
不注意による他人の過失は、絶対に咎めない。恩を受けた者は、それにもまして、感謝を返す気持ちになる。
リーダーシップ
議論で時間を浪費することなく、ドンドン決めていく、タイムリミットを待つことなく、解決策を提案し、決断し、実行する。ベストよりもベターで、動く。タイムリミットを意識して、素早く動く。
喜怒哀楽を隠さず表し、その時々の感情を発散し、陽気で運命に対し肯定的で、大勢の人々を統率するために、欠くべからざる、細事に拘らない応用な性格
強運を持ち、人を恨まない憎まない。
金
この世を徘徊し、人間を左右する金という化け物がいる。
金はフローであって、ストックじゃない
金を含めて、この世を仕切っているのは、大なり小なり、役人たちが作っている仕組みである。
金の貸し借りというモノが人間の運命を変える。だけではなく、人間の値打ちまで決めかねない。



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