【本抜粋】茶の本
2021/11/11
茶道には道教の教えが礎になっている。
茶道の中に息づいている道教の教え
・あらゆるモノゴトを相対的に見る。
・世の中に対しても人に対しても「絶対にこうだ」という思い込みをしない。
・善悪は時代によって変わり、人や環境によっても変化するので、枠に当てはめない。
・あらゆるモノゴトを相対的に見る。
・世の中に対しても人に対しても「絶対にこうだ」という思い込みをしない。
・善悪は時代によって変わり、人や環境によっても変化するので、枠に当てはめない。
【中国の寓話 〜 三聖吸酸】
孔子と釈迦と老子が酢の味見をしたところ
・儒教の孔子は酸っぱい
・仏教の釈迦は苦い
・道教の老子は甘い
ここで、酢は、人生の象徴である。
・現実主義者の孔子は事実をありのまま受け入れて酸っぱいと答えた。
・人生の本質を苦しみに注目していた釈迦は苦いと答えた。
・人生色々あるけどいいところを見つけようとしていた老子はこの酢は甘いと肯定的に答えた。
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