思考は現実化する
2021/6/27

アイデア
私達は、たったひとつのことを除いて全てコントロールされている。たったは一つのこととは、思考である。
・改良的想像力
・独創的想像力
想像力は文字通り、人間が思いついたあらゆるモノを具現化する工作室である。人間の思いつきや願望は、想像力の力を借りて初めて影や形を持ち、行動に移されていく。
人間は、想像力をまだ意識的に十分使いこなしていない。ようやく、想像力を発見し、使い始めたばかりである。だから、その使い方は初歩的なモノに過ぎない。改良的想像力でも、独創的想像力でも、想像力は使えば使うほど、鋭敏になる。
改良的想像力
改良的想像力は、既存の概念・アイデア・計画などを新しく再構成したものである。過去の経験や観察などによって得たモノを組み合わせて、新しいモノを作り出す。
例外的に、天才と呼ばれる人たちが、独創的想像力を使っているだけである。ほとんどは、改良的な想像力だけで、多くの難題を解決している。
独創的想像力
独創的想像力は、人間の限りある心と無限の英知を結び付けるものである。人間のひらめきやインスピレーションの元となり、新しいアイデアを得ることができる。
- 自動的に働く。
- 強烈な願望などで心がワクワクしている時に、その力は発揮される。
- 使えば使うほど磨きがかかる。
アイデア
アイデアは、はじめは、自分自身が生み出し、活力と方向を与えてやらなければならない。だが、いつのまにか、アイデア自身が力を持つようになり、全ての障害を乗り越えるようになる。
何事も、はじめは、ごくありふれたことから始まっている。偉大な成功すら、誰でも思い付くようなアイデアから始まったものである。
ターゲット
集中力を分散し「何でもできます」は、何もできない。
願望が金銭である場合は、実際にその金額が札束として目に浮かぶまで、注意の全てを集中する。最低1日1回は実行する。そして、実際にお金を手に入れた時の自分の姿を思い浮かべる。
そして、潜在意識に伝える。潜在意識が、完全に指示を理解するまで、繰り返し繰り返し、指示を出してやらなければならない。繰り返さなければ、潜在意識は、なかなか受け入れてくれない。
思い浮かべている金額を、必ず手にすると、自分自身が信じることだ。お金が自分のものになるのは運命なのだと信じ込む。信念を生む秘訣の1つは、「その通りになってみればいい」ということである。
的確な思考のためには、思い込みや憶測を避けて、客観的に判断する。事実なのか、意見なのかも明確に区別する。他人の意見に惑わされずに、自分で情報を収集し、客観的に、原因を明らかにする。
的確な思考力を発揮できない原因は、批判を恐れることだ。
批判を恐れることは、成功を恐れることだ。
批判に対する言い訳が、恐れの正体である。
「前例がない、だから、やる。」
アイデアの実現には、明確な目的と、迅速な行動である。批判への恐れは、あらゆるアイデアを失くしてしまう原因となる。
モノが落ちることに、疑問を持たなかったら、万有引力の法則は、導かれなかった。
他人によって作られた自分の価値観を疑うことからはじめる。
信念
習慣化
ポジティブな感情とネガティブな感情は、同時にひとつの心を支配することはできない。ポジティブな感情を活用する習慣を身に付ける。ポジティブな習慣が、身に付けば、いちいち考えることなく、ポジティブな行動ができるようになる。毎日一定の時間と同じ場所を決めて、ポジティブな習慣を継続する。
信念
信念は願望を実現させる原動力である。揺るぎない信念を持って突き進めば、願望は実現する。
信念と思考が、顕在意識で重ね合わさると、潜在意識が活性化される。潜在意識から、モチベーションと知性が生まれる。
信念・愛情・セックスは、あらゆる人間の感情の中で、最も強いものだが、この3つが同時に作用して思考に結び付くと、潜在意識は、強大な力を生み出す。
信念は、願望という、形を持たない一種の思考を、物理的実体(例えばお金)や、現実的事実(例えば資本家)に転換するものである。
自分が「経済的自由になる」と意欲を奮い立たせる。その意欲によって、信念が自然に育まれていく。
潜在意識は、ポジティブな思考と、ネガティブな思考を区別することができない。潜在意識は、判断しない。恐怖の思考も、勇気や信念の思考も同じような現実に変える。潜在意識はポジティブにも、ネガティブにも働く。
人生の戦いに勝つのは、必ずしも最も強くて、最もすばしっこい人ではない。最終的に勝利を収めるのは、私はできると思っている人なのだ。
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