【タルムード】藤田田著『勝てば官軍』感想
2020/10/27
自分のことを銀座のユダヤ人と言い、お金持ちのユダヤ人から学び、そして、財を成した藤田田さん、日本マクドナルドの創業者である。
そして、25年前に書かれた本ながら、芯を食っているので、今読んでも、全然、色あせない。
25年前に藤田田さんが描いた未来が、ほぼ正確に、現代を反映している。
そんな藤田田さんのビジネス思考とは?
感覚的で、曖昧な表現ではいけない。数値を用いて、明確に表現する。人間の精神活動の適温は、18℃で、水が1番美味しいのは、4℃であり、食べ物が1番美味しいのは62℃であるというようなことを、知っている必要がある。うまいとか、まずいとかの数値化されない表現を用いては、ビジネスでは、通用しない。
すべてを数値化するという思考は、現代のAiへの道である。数値化されるものは、Aiに代替えできる。うまいとか、まずいとか感覚的なことは、Aiに代替えできないが、水は4℃、食べ物は62℃なら、Aiに代替えできる。そうすれば、自動化できる、人件費が不要になる。いやー、本質を付きすぎていて、ぐうの音も出ない。
個々の人間は、自分の誕生日に基づく固有のバイオリズムを持っている。
1年は12ヶ月だが、人間は10ヶ月で産まれるから、誕生して10ヶ月は、活動期間があるが、残り2ヶ月間は、活動停止状態になる。自分の生物としての活動リズムを知っておくことは、重要である。
1年は12ヶ月だが、人間は10ヶ月で産まれるから、誕生して10ヶ月は、活動期間があるが、残り2ヶ月間は、活動停止状態になる。自分の生物としての活動リズムを知っておくことは、重要である。
湯浅は、1月生まれだから、11月と12月は活動停止期間である。確かに、1社目の会社を辞めたのは、12月であり、2社目を辞めようと決意したのは、11月である。離婚の前段階である別居をしたのは、11月である。
世の中にあるのに、見えない、知らなかった法則を知ることは、非常に気持ちいいものである。
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