時間という財産

湯浅

時間という財産

2021/4/11

古典は、その存在自体が、価値がある。それは、「その本が読み継がれている」ということである。どんな時代の人でも、その本に価値を見出し続けられたから、時代を超えた。

だから、まず、「古典が良書である」ことは間違いない。

時間というものが、どんなに大切なモノかを、痛いほどに、伝えてくれる本である。たった100ページなのに、その内容は、実に濃い。濃すぎて、思考しすぎて、全然、読み進められない。

こちらは、古典ではないが、50年前くらいの作品であるから、良書であることは間違いない。これは、児童小説なので、人生の短さについてほどは、強烈なインパクトはないが、時間について、よく学べる本である。娘に読んで欲しい本である。

時間について、学ぶことで、時間の貴重さを知った。時間は、普段意識していないが、実は、とても貴重な財産である。お金みたいに貯蓄できない。

毎日、必ず減っていくモノである。「減る?」減るのだ。

人生とは、生から死への道程である。死に向かって歩んでいるのだから、人生は有限である。

でも、普段、死を意識しないから、時間は無限にあるように感じる。そして、時間を無駄遣いする。

「1ヶ月後に死が迫ったとしたら?」「明日死ぬとしたら?」そう考えることで、時間の有限さを認識できる。

明日、死ぬのに、テレビやYouTubeを見て、今日を過ごす?

時間は戻らないのだ、止まらないし、貯めておくこともできない。時間とは、命の鼓動である。

時間の貴重さを知ると、時間の使い方について、思考するようになる。時間の使い方について、学ぶようになる。

インテル元CEOに学ぶ時間管理術というDAIGOのYouTubeを見てはじめた。時間管理術である。コレは、実に、素晴らしい、さすがインテル入ってる?のCEOである。

自分がその時間に何をやったかを記録するだけ。自分の24時間を記録するだけ。少しだけ手間だけど、その効果は抜群だ。

4日目で気付きが、3点ある。

  1. 振り返ること
    記録によって、いかに、自分が、無駄なことに時間を使っているかが可視化される。「この数時間、何してたんだろう?」ってなって、驚愕する。
  2. 予定すること
    やることを後から記録することもあるが、やる前に記録することもある。そうすることで、目の前のやることに集中できる。やることに書いたんだから、それをやらないと、やることを書き換えなきゃいけない。それは、面倒だ。やることを、ちゃんとやろうとなる。
  3. 意識すること
    やることを記録することで、常に時間と向き合っているので、時間を無駄遣いしなくなる。「さー今からYouTube3時間見てダラダラしよう」と予定して記録しない。「テレビを見ていて気付いたら、4時間経っていた」って記録して、いい時間の使い方だったとならない。

1週間経って、1週間の記録を振り返って、時間の使い方について、思考し整理する。そうして、時間の使い方が上手くなるはずだ。

時間は、全ての人に平等に与えられた財産だ。その時間の使い方を、意識している人は、少ない。だから、時間を上手く使うことができない。

時間を上手く使うことができれば、他の人より抜きん出るのは、明白だ。

ワクワクしてきた。時間の使い方が、めちゃくちゃうまい人になろう。

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