感情過多な生物

社会

感情過多な生物

2022/4/2

【 オックスフォード大学の調査 】
多くの人は、自分のネットワークに新たな友人が加わると、昔のネットワークとはコンタクトしなくなっていく。
「 親密な関係を維持するためには、多大な認知機能と感情の投資が必要になる 」のが大きな原因だろう。
ヒトの認知リソースは、大勢の友人をさばくようにはできていないため「 1回につき5人前後としか親密な人間関係を築けない 」というわけだ。
『 最高の体調 』より

私が知らないだけだった。
私は、小中学校の友人、高校の友人、大学の友人、大学のバイトの友人、1社目の友人、2社目の友人と、自分の生きてきた歴史の中に、誰かしらの関係を持続する人たちがいる。私の中で当然である。自分の当たり前には気付かないのが、私たち人間である。

自分のいいところは気付けない、人に指摘されて初めて気付く。

社会人になって「 学生時代の友人と、それも、小中学校の友人、高校の友人、大学の友人のそれぞれのコミュニティがあること 」に驚かれる。そして、それが、なぜかは、わからない。私は、私の会いたい人たちと会っているだけなのだ。無意識にその関係が途絶えないように、無自覚にネットワークが切れないようにしていた。

それを科学が、統計が、わかりやすく説明してくれた。ネットワークは途切れるものなのだ。

ネットワークの維持には、認知と感情の投資が必要だからだ。

私は、認知と感情のリソースが、過剰にあるのだ。私は、感情過多な人間なのだ。だから、感情をうまく発散させないといけない。たくさんの喜怒哀楽、その他の感情を表現し続けていくことで、機能している。私にとって、感情はガソリンのようなものなのかもしれない。私を動かすための、動力である。感情が、認知機能を高め、ネットワークを維持しているのだろう。

また、ひとつ、私のことがわかった。

私は、感情が過多な人間なのだ。そして、その感情は発散させなければいけない体質なのだ。
【本要約】最高の体調
相手に信頼感を抱かせるためには、自分の悩みや秘密を隠さずに打ち明ける。相手に対して「私はあなたのことを信頼しているからここまで話せるのだ」というシグナルとして、はたらく。

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