住んでいた街

湯浅

住んでいた街

2021/4/1

社会人になってから、10年以上住んだ街がある。

その街で、結婚して、子どもができて、離婚してと、人生の浮き沈みは、大体、その街での出来事だ。その街の中で、引越しも4回くらいした。

久しぶりに近くに行ったので、街を歩いてみた。少しだけ、変わっていた。

街を歩いていると、懐かしさとともに、景色が、色褪せていることに気付く。

もちろん、物理的な色彩としては変わらないのだが、自分の目に映る世界は、色が薄くなっているのだ。少しだけフィルターを掛けたように見えるのだ。

  • 半年くらい住んだ八王子は、引越した2日後には、もう過去の街になった。
  • 2年くらい住んだ吉祥寺は、引越して2年経った今でも、色褪せない。
  • 10年以上住んだ綱島は、引越して、4年経った今では、色褪せた。

もう、神奈川には、横浜には住めない。

東京人になってしまった。

横浜に住んでいたが、会社は東京だった。だから、呑む時は、東京だった。

でも、全然、東京人じゃなかった、横浜人だった。

住むと、通うでは、こんなにも、違うのかと。

それは、つまり、旅するのと、住むのでは違うはずだ。

否、違うのは明白。海外移住の欲求が高まった。

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