優しさの正体は、優越感

社会

優しさの正体は、優越感

2021/3/5

人は自分より弱い人に優しい。例えば、子どもや老人は、自分より、弱い存在であるから、優しくできる。男性が、女性に優しくするのも、「女性が弱い存在である」とおもっているからだ。

だから、会社でも、新人には、優しくできる。新人は、何もわからない、弱い存在だからだ。稀なことだが、新人が最初から、バリバリに仕事ができたら、優しくできない。

人は、自然と、他人と接した時に、格付けを行う。そして、自分より弱い存在と判断した瞬間に、優しくできる。その判断は、無意識下であっても、行われる。

電車で、老人を見た瞬間に、立ち上がる。そこに、「老人がいる、老人は足腰が弱い、老人に席を譲ろう」という意識は働かない。老人を見た瞬間に、脳が瞬間的に「弱い」と判断して、無意識に立ち上がるのだ。

では、例えば、「その老人が、1億円の資産を持っていた」と瞬時にわかったとしよう、例えばだ。席を譲るだろうか?老人は弱い存在なのか?「足腰が弱くて、お金持ってるなら、タクシー乗ればいいじゃん」と考えてしまわないか?

お金という武器を手にした瞬間に、老人は、弱い存在でなくなる。自分よりはるかに多くの資産を持っている老人は、もはや、強者である。

小学生YouTuberを大人が必死に叩くのは、弱い存在とおもっていた小学生が、影響力を持つ存在になり、強者になったからだ。

人は自分の思考の範囲内で、世の中が動いて欲しいと考えている。だから、その思考の範囲外のことに対して、恐れる。そして、物陰から、叩くという行為に出る。

人は、自分より弱いとおもう人には、優しくできるが、自分より強いとおもう人には、優しくできない。

「金持ちケンカせず」は、「ケンカが無駄な行為である」という思考もあるが、お金持ちは、自分が強者であることを知り、他の人が弱者であることを知っているから、他の人に優しくできる。

言葉を選ばなければ、「人は自分より弱い」と見下した存在には、優しくできる。優しさとは、優越感である。字も同じであるのが、証左である。

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