うどんの価値観

世界一周

うどんの価値観

2020/12/3

うどんが贅沢品でないということに慣れていることに気付いて驚愕した。

人は環境の生き物だな。

1年間
うどんを食べたい時に食べられない生活
うどんを日本の数倍の値段を出して買う生活

日本に帰ってきて、うどんを食べて美味しいと思う。うどんを食べられて幸せだと思う。

でも、日本に帰ってきて9ヶ月目になると、もはや、うどんは、貴重なものではなく、いつでも食べられる日常の環境になってしまう。

うどんは、確かに、美味しい。
うどんは、悪くない。

それは、ただ、湯浅の感情が変化したに過ぎない。日本に馴染んできたに過ぎない。うどんという贅沢品を、いつでも食べられる環境にすることで、その価値は逓減する。こうやって、日本に、日本の日常に、馴染んでいくのだろう。

そうやって、今の自分の価値観が変わっても、問題ない。価値観の変容の仕方は学んだ。日本から離れればいいだけだ、それも、できるだけ長く。

たったそれだけで、日本で贅沢なしの月15万円の生活でも、死ぬほど幸せを感じることができる。

幸せとは価値観

価値観の変容は、新しい価値観の受容によってもたらされる。

自分の価値観を、自分で調整できるようになるということが、世界一周の答えの一つ

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