黒ゴマアイスが好きという不合理
2022/4/5
私は、レモンティーが嫌いだ。
私は、抹茶ラテとか抹茶アイスなどの抹茶に関わるデザートが嫌いだ。
お茶は、渋いモノだ。
私は、お茶に砂糖を入れることが意味がわからない。
紅茶と言っても、結局、お茶である。
午後ティーは、もちろん、無糖しか飲まない。
だから、レモンティー、お茶にレモンとか、いや、もうね、意味がわからない。
抹茶を甘くした飲み物やスイーツなんか、もう、全く、お茶じゃない。意味がわからない。どうしたの??
チャレンジしてないわけじゃない。
試すと、脳みそが???と混乱をきたすのだ。
お茶なの?
レモンなの?
何?
→ 渋酸っぱいがわからなくて混乱
お茶なの?
デザートなの?
何?
→ 渋甘いがわからなくて混乱
本来、一緒になるべき関係ではないカテゴリの食材が混じり合うことで、理解不能な味となり、私の頭を混乱させる。
混乱は、意味わからないの次元を超えて、別物である。
そう!
別に「 別物だ 」と考えてしまえば「 新しいジャンルの飲み物や食べ物だ 」と捉えてしまえばいいのかもしれない。だけど、モヤっとするのだ。仕方ない。自分の性質の問題である。
まぁ、自分では、レモンティーや抹茶ラテを飲んだり、抹茶スイーツ食べたりしないから、関係ない。一緒にいる人が好きでも構わない。ただ、自分のポリシーとして合わないだけだから。
- 私は、チーズケーキが好きだ。
- 私は、黒ゴマアイスが好きだ。
チーズなんて酸っぱいのにケーキで甘いって、変じゃん、理屈に合わないじゃん。自分のポリシーに合わないじゃん。
自分のポリシーに気付く前に、もう好きになっていたのだ。仕方ない。
黒ゴマって、いや、ゴマだよ、ゴマ。
ふりかけのやつだよ。
のりたまの、のりだし、たまだよ。
意味がわからない。
一番、意味がわからない。
「 美味しい 」とそそのかされて、魔が刺して、一口食べたら、すんごい美味しい、なにこれ美味しい、ゴマって何?
そんなポテンシャル秘めてるのか、、、
自分の性質では、ポリシーに反するから、嫌いな部類に入るはずのチーズケーキも黒ゴマアイスも、「 食べて美味しい 」と思ってしまったのだ。その自分の感情は、嘘付けない。レモンティーや抹茶を否定している以上、自分のポリシーを曲げることはできない。例外として、無理矢理、納得するしかない。
例外処理なんて、美しくない、プログラムとして、不恰好である。
- 自分のポリシー通りに生きたい。
- 自分のことくらいちゃんとしたい。
でも、美味しさを体験してしまった後では、引き返せない。自分の感情は正直だ。
誰も、自分の体験には、嘘は付けない。
「 美味しい 」という感情を、知識で「 ポリシーと違う 」と言っても、意味がない。
私は自分を不合理な人間と認識しながら生きていくしかない。
「 合理的でありたい 」と願いながらも、非合理でしかいない人生なんだな。
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