やめる勇気2
2021/12/27

昨日の自分と、今日の自分は、別人
過去の記憶は、1日前の記憶であっても過去の記憶になるので、今の自分と昨日の自分は、やっぱり違うのだ。別人なのだ。過去の自分の判断である記憶は、今の自分の直感に劣る。
【映画】リバーズ・エッジ
若草ハルナ(二階堂ふみ)は、彼氏の観音崎(上杉柊平)が苛める山田(吉沢亮)を助けたことをきっかけに、夜の河原へ誘われ放置された<死体>を目にする。「これを見ると勇気が出るんだ」と言う山田に絶句するハルナ。さらに、宝物として死体の存在を共有しているという後輩でモデルのこずえ(SUMIRE)が現れ、3人は決して恋愛には発展しない特異な友情で結ばれていく。
若草ハルナ(二階堂ふみ)は、彼氏の観音崎(上杉柊平)が苛める山田(吉沢亮)を助けたことをきっかけに、夜の河原へ誘われ放置された<死体>を目にする。「これを見ると勇気が出るんだ」と言う山田に絶句するハルナ。さらに、宝物として死体の存在を共有しているという後輩でモデルのこずえ(SUMIRE)が現れ、3人は決して恋愛には発展しない特異な友情で結ばれていく。
- わからないことは、気になってしまって、無意識に考えてしまう。
- 「なぜ、わからないのか?」「わかりたい」と無意識に思ってしまう。
わかりやすいモノが溢れる世界だから、わかりにくいモノを創った。
なるほど、視聴者に思考を促し、自分自身で答えを探し求めることを意図している。だとするならば、私は、その意図に沿って思考しているから、映画の意図に突き動かされている。
膨大な量のテーマがあって、それらを点とするならば、その点と点を、結んで直線とするのが、本来の形だ。しかし、その点と点を点線で結ぶ、とても、薄い線で結ぶ、もしくは、見える人にしか見えない手法で結ぶ。そうやって、テーマ自体の関連性をぼやけさせることで、映画全体をわかりにくくしている。わかりやすく創るのは、簡単だ。あえて、難しく創って、後は、あなたたちが自由に解釈して下さい。映画を見終わった後の「あーおもしろかった」という感想は、求めてない。結局「アレは何だったんだろう?」「コレはどういうことだったんだろう?」疑問を残したいまま、思考のかけらを投げ掛けたままにする。わかりにくいことに意味があり、そこに製作者の意図がある。
わかりにくいし、思考の先に答えがあるわけでもない、そこにあるのは、自分の解釈でしかない。でも、自由な解釈こそが、映画に横たわるテーマなのかもしれない。
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