人は自分を価値のある人間だと勘違いしてしまうけど、自分の価値は他人が決めるもの
2020/9/16
ヒトは、自分の価値は、自分が決めていて、自分は、価値のある人間だと勘違い してしまう。それは、脳の本能だから、仕方がない。でも、自分の価値は、他人が決める ことである。
例えば、受験の時は、「俺は、人にめちゃくちゃ優しくて、みんなから人望のある社会的に有益な人だ」と説明しても落とされる、学力で落とされる。「俺の価値は、学力で測れない」って言っても、そんな価値は、誰も求めてないから、いらないよーっていうことになる。つまり、その価値は、他人によって決められる。
例えば、就職の時は、自分の長所短所を自分目線で、一生懸命話すけど、面接官は、それが自社の、どの部署の、どの部門に当てはめたら、どれだけ利益が上がるかしか考えてない。企業の募集する人材のフォーマットに、その人の長所短所がマッチするかどうかしか見てない。自分の長所短所も、他人の都合によって、決められる。
本当に必要なのは、長所短所を把握する技術でもなく、その技術をプレゼンする能力でもなく、自分の価値観で、長所短所を生かせる業界や企業で、その能力を発揮すること である。それは、つまり、技術が他人に認められるというのは、本当に難しい技術である。
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