自由ってなんだ?

湯浅

「これからの生き方」の思考

2021/12/23

【本要約】これからの生き方
【本要約】これからの生き方 2021/12/23 人生 自分らしく 「自分はこのままでいいのか?」と問い直すときに読む本である。 人生には、どうしても自分の「これからの生き方を問い直すべきタイミング」が存在している。 人は、老い...
誰もが、あなたみたいに「自分が信じるものに一直線」って生きているわけじゃない。
「これからの生き方」より

私は、自分自身のことを理解しているつもりだ。自分自身の思ったように生きるのことが自由だから、私は自由に生きたいのだ。自由こそ、私の最も欲するモノだ。自由以上に価値があるモノはこの世界に存在しない。それが私の価値観である。

・経済的自由 ( お金 )
・肉体的自由 ( 健康 )
・人間的自由 ( 家族・友人、すべての人間関係からの解放 )
・生活的自由 ( 好きなときに、好きな場所で、好きなこと )

私は、私が望む自由を手に入れるために、ずっと一直線で走ってきた。脇目も振らずに、すべてを捨てて、走ってきた。その人生に「絶対、後悔はない」とは、言い切れるほど、達観はできていない。だけど、そんな風にしか生きられない自分も知っている。それは「強さだ」と思っていた、でも、それは「弱さ」なのかもしれない。自分の目的を曲げられない弱さ。誰かのことを心から考えることができない弱さ。

誰もが、自分のように生きられない。言葉尻では理解できる。そして、そんな自分の特徴も知っている。

でも、今、琴線に触れた。

・なぜ、みんな妥協しながら生きているんだろう?
・なぜ、自分の目的に向かって進むことができないんだろう?
・なぜ、目的もなく生きられるんだろう?
・なぜ、何も考えずに生きているんだろう?

私は「自分自身が正しい」と思って生きてきた。これからも、自分自身を信じて生きていく。

それは「他人と混じり合うことができない」ということだ。

みんなは「自分が信じることに一直線に生きられない」
それは、寄り道したり、サボったりして、時には立ち止まったり、戻ったり、そうやって、くねくねとした道を曲線を歩いていく。

そう、
私は、そういう風に道を歩けないのだ。
私は、曲線を歩けない。
私は、何もない道を自由に歩けない。

私は、自由を求めて生きてきたし、自由を求めて生きていくけど、「自由に向かって一直線に歩いていくことしかできない」こと自体が、そもそも、自由じゃない。「自由な道があるはずだ」と、ひたすらに、真っ直ぐに、自分の定めたゴールに向かって歩いている。

今、ゴールを一度忘れて、何もない道を歩くこと。
横に逸れても、後ろに戻ってもいいから、自分が歩いたことのない道を歩くこと。
何も考えずに道を歩くこと。

それが、自由に歩くことなのかもしれない。

もしかしたら、私は自由を求める一直線の道に固執しすぎていて、本当の自由の道を履き違えていたのかもしれない。

私は、私の自由があって、あなたには、あなたの自由がある。

私は、未来に自由を求めて「どうしたら自由を獲得できるのか」を考えていた。

本当の自由は「未来を考えないこと」「ただ、今を、自分の思うように生きること」「未来を完全に忘れた今」にあるのかもしれない。

自由は「自分で掴む未来にあるモノ」で「自由を欲しがる人にしか与えられないモノ」だと思っていたし、みんなは「自由が欲しくないんだ」と思っていた。「未来ことを考えない、ただ、今だけに没頭する」ことが「自由だ」なんて考えても見なかった。

何も考えない、ただ今を楽しむ
何も考えない、ただ現状維持
何も考えない、未来のことは考えない
何も考えない、自由を考えない

「考える」という思考から、解放されることで、「自由を得る」という新しい発想の形である。

自由に向けて、一直線に歩くという行為が、自由に向かっているようで、実は不自由な行為なのかもしれないという気付き。

自由ってなんだ?
私は、自分自身のことを理解しているつもりだ。自分自身の思ったように生きるのことが自由だから、私は自由に生きたいのだ。自由こそ、私の最も欲するモノだ。自由以上に価値があるモノはこの世界に存在しない。それが私の価値観である。
私は、私が不器用だから、私たりうる
「みんなとうまく器用にやっていこう」とは思わない。不器用でいい、今のままでいい。それは、自分を変えたくないではなく、それが私の個性だからだ。誰しもが持ち得ない特性である。
嫌われたくないのか?
私は、嫌われるかもと考えないし、嫌われることを恐れないし、嫌われてもいいと思う。その分、好きな人のことは、とても、大切にする。だからといって、好きな人の気持ちを考えたりもしない。
やりたいことがない世界
やりたいことがない人はイメージできないけど、やりたくない人がいるのは、人生の大発見だった。自分の中のコアには、自分では気付けない。私は、やりたいことがあるから生きている。
私を信じられるのは、世界中に私しかいない
何かがおかしい、何となく変である。どこか変な方向へ行っている。コレは、間違っている。でも、私は「 何が間違っているのか 」を言語化できない。言語ができる知識を持っていない。

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