スキって何だろう?
2021/2/11
高円寺は、住むまで知らなかった、尖った服の聖地だった。道を歩けば、古着屋である。毎日、服を目にする、そして、湯浅は、服に興味がない。
だから、おもう
『服がスキだから、服屋で働くのは、正しいのか?』
と
そのことについて、思考する。
服がスキと言っても、
服を作るのがスキ!
服を売るのがスキ!
服を選ぶのがスキ!
服を買うのがスキ!
服を着るのがスキ!
服を売るのがスキ!
服を選ぶのがスキ!
服を買うのがスキ!
服を着るのがスキ!
とイロイロだろう。
でも、ほとんどの服がスキな人は、オシャレな人は、服を選んで買って着るのがスキなのである。決して、服を作ったり売ったりがスキではないんだ。
そう、服を選んで買って着ても、お金を稼ぐのは、難しい(今はWEARというSNSもあるが)。服を着て、お金を稼ぐ仕事は、ファッションモデルだ。
だから、服がスキで、お金を稼ぐためには、多くの人は、服を作るか、服を売るかしかない。
そして、多くの人は、服を作れないから、服を売ることになる。オシャレな格好をしたいだけだったのに、気が付けば、売りたくもない服を売っている。
スキなことと、やりたいこと、稼げることは、違う。
世界は、残酷だが、真実でもある。目の前の現実が、真実なのだ。資本主義世界が、真実なのだ。
服を売ることがスキなら、服を売る人になればいいけど、服を選んで買って着るのがスキな人は、服を売る人とは違う。
オシャレな服を着たい人は、服屋に勤めるのではなく、他の術で稼いで、服を買うのが道理なのだ。
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