家族とは何か?

湯浅

家族とは何か?

2021/6/21

家族という概念の可視化

家族は2種類ある。
与えられた家族と作る家族である。

  • 与えられた家族は、自分の意思ではない家族
  • 作る家族は、自分の意思がある家族

与えられた家族

自分が与えられた家族は、父親母親兄弟は、不変だから、どうしようもない。存在を当然として受け止めている。

自分が与えられた家族は、両親が離婚しても、2人とも親に変わりはない。両親の家族関係は、破綻したかもしれないが、自分にとっての家族の形は変化しない。

作る家族

自分が作る家族は、妻子は、与えられた家族と違って、自分で決めることができる。そして、自分の家族は作るのに、時間がかかる。何年もかかる。人は、自分の人生を、自分の過去を否定したくない本能がある。だから、自分が作った家族を大事におもう。

自分で作った家族は、自分で作ったモノだから、自分で壊すこともできる。自分で壊したいと思わなくても、壊れることもある。

自分が作った家族が、壊れたら、他人になる。

  • 妻は、元々、他人である。
  • 娘は、他人ではない。
    自分の血を引いた子どもである。

しかし、戸籍から離れ、会うこともなければ、生物学的父親でしかない。それは、他人か?
いや、家族だ。
自分が作った家族だ。
社会的な家族としての形は為してないかもしれないけど、血のつながった家族だ。

家族とは何か

家族とは、何か?

血のつながりか?

そうすると、妻は家族ではない。
しかし、人生で、最も長く一緒に過ごす家族は、子どもではなく、妻である。

また、子どもは、代替え不可能である。血のつながりは変えられない。

一方で、妻は、代替え可能である。離婚と再婚がある。それは、妻は血のつながりがない他人だからだ。

しかし、妻がいないと、家族は創れない。

家族とは、つながりである。

妻という家族を創る。
社会で1番強い他人とのつながりが妻である。

その妻と創るのが、血のつながった子どもである家族である。

家族を創るのは、人生で1番の大仕事なんだな。

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